モアリップの生産が終了したから代わりにキュレルリップケアバームを使い始めたよー、という話をしたのは、もう2年前の話である。
それ以降、特にリップクリームに関する記事を書いていなかったので、気になっていた人も多いだろう。
（というのは定型文で、そもそも当ブログの読者が多くない）
なぜリップクリームに関する記事を書いていなかったかというと、キュレルリップケアバームに特段の不便がなかったからである。
少なくとも「モアリップの方が良かったな〜」と感じたことはない。
そういう感情の動きがなく、モアリップと同程度に使えているから、わざわざ記事にするようなきっかけもなく、そのまま過ごしていたわけだ。
それがこうして記事にしているということは、何かきっかけがあったということである。
そのきっかけは、最初にリップケアバームの記事を書いたときに購入したものを、ついに使い切ったからだ。
さて、上の写真を見て「まだ底の縁に残っているではないか」と思わなかったっだろうか？
実はこれ、底の縁が丸みがかっていて、妙なテカリがあるためそう見えるだけで、実際は全く残っていないのである。
これに私は騙されたのだ。
いや、ほぼ使い終わっているのにどうにか限界まで使い切ろうとした私のドケチ根性が悪いのだけれど。
これを残っていると信じていた私は、この縁のテカリ部分を指の腹でなぞり、その指で唇を擦ることで、リップケアバームを塗った気持ちになっていた。
もちろん、残りカスのようなものなので、実際はほとんど唇に塗れていないわけで、ろくに効果がなかった。
そうして唇が乾燥してひび割れて、痛みを感じてようやく新しいリップケアバームを使い始めたわけだ。
寝る前に塗って、朝起きたら前日までひどかった唇の痛みが引いているのである。
やはり優秀だ。
優秀なので寝る前以外も積極的に使いたいのだけれど、スティックタイプのリップクリームのように気軽に塗れないところが欠点だろうか。
しかしわざわざスティックにしていないということは、それに値する理由が何かあるのだろう。
別に毎日寝る前に塗るだけでもわりかし十分である。
だから１年以上前に購入したものを今まで使い続けられた。
冬を2回ほど越せたということである。
リップクリームとしては値段が高めだけれど、効果も高いししよう頻度も低くて事足りるので、結果的にお得な買い物だと思う。
ちなみに家電量販店のドラッグ・コスメコーナー的な場所にも置いていたりするので、株主優待券や何かしらのポイントでも買うことができる。
実際、この前の年末のポイント消化でもしれっと購入していた。
