タイトルで何についての記事かわかるだろうか?
先に断っておくと、これはいわゆる「愚痴記事」である。
カテゴリが「雑念」になっていることと、この文体からすぐにわかっただろうか?
「愚痴記事」なんて言葉は初めて使ったのでわからなかっただろう。
こういう記事だ。
さてさて、今回の愚痴は電車の話である。
最近は電車に乗る機会が大変に多いのだが、大阪メトロは時間帯にもよるけれどだいたい10分に1回くらいの頻度で電車が来るので、ざっくり10分の1くらいの確率で出発直前の電車に駆け込むことがある。
ちゃんと時刻表を見て行動すればいいのだけれど、適当に駅に行ったところで平均待ち時間は5分程度だし、長くても10分ほどだから「まあいいか」と気まぐれに駅に行く。
そんな時、電車がちょうど到着していて、まだ発車前のベルも鳴っていないとなると、ちょっと早足になるし、ベルが鳴り始めるとそこから駆け足になる。
駆け込み乗車は避けたいところだが、駆け込まなくても乗車できるギリギリであれば急ぐだろう。
そういう考えの人は多くて、私の前を人が歩いていると、その人も急いで駆け足ないし早足になる。
ところがだ、その人が電車に乗った途端に立ち止まるのである。
「電車に乗れたからもう急がなくていいや」ということらしい。
いやいや、そんなことをされたら後ろから来た私が乗れないではないか。
少しくらい奥に詰めてくれよ。
というのが愚痴である。
ほら、ね、愚痴以外の何者でもないでしょう?
とはいえそれだけでは本当に何の益体もない記事になってしまうので、少し考察してみよう。
(普段の記事もそんなに益体がないことには目を瞑りつつ……)
いや、少し観察すればすぐにわかる。
イヤホンをしているからだ。
私もAirPods Proを使っているからわかるけれど、今時のイヤホンはノイズキャンセリングの性能が素晴らしい。
だから外の音なんてまあ聞こえない。
それこそ電車の発車ベルくらいでないと聞こえず、その後ろから駆け足で近づいているわたしの足音なんて聞こえないわけだ。
だって、聞こえていたら自分が乗った後にちゃんと奥に詰めるでしょう?
通勤ラッシュ時間帯の満員電車ならそもそも詰めることすら困難だけれど、全然余裕であと1歩でも3歩でもいくらでも詰められるのに、自分が乗れたらそれでよしと扉の内側すぐでどうして立ち止まれる?
ノイズキャンセリングは外を歩くには危ないと言われているけれど、それ自体は構わないのだ。
危険を自分が背負うだけである。
事故に遭ってから好きなだけ後悔すれば良い。
周囲の迷惑になる方がよっぽど不都合である。