Milesというアプリがある。
位置情報を利用したアプリで、移動した距離によってマイルが貯まり、景品と交換できるという、とりあえずインストールしておけばお得なアプリ――
だった。
今もまあ、その体裁は保っているが、わざわざインストールするほどのアプリとは言えなくなってしまった、というのが私の率直な感想だ。
Amazonギフト券がもらえた
今もマイルの交換先にAmazonギフト券は存在するのだろうか。
すでにアンインストールしたから確認していないけれど……
しかしそれでも抽選でかなり高い倍率となっていた。
実はmilesアプリがリリースされた当初は、このAmazonギフト券が確定で交換できたのだ。
しかし人気の交換先だったため、基本的には品切れ状態。
たまに復活するも、すぐに品切れとなっていた。
復活を待ってみんなマイルを他の交換先に使わず温存していたことと思う。
それがある日、Amazonギフト券が抽選になった。
一口のマイル数が決まっていて、期間内に応募、当選すればもらえるというシステムになり、Amazonギフト券がもらえるかどうかは運次第かつ、かなりの低確率となってしまったのだ。
他の交換先が微妙
ではAmazonギフト券以外の交換先でマイルを使おう、と考えたが、どうにも微妙なラインナップなのだ。
そもそも初回利用時限定のものが多すぎる。
milesを使っていれば移動するだけでマイルは貯まるのだから、その交換先が初回利用時限定のものばかりでは先細りだ。
結局、魅力的な交換先はなく、とりあえずAmazonギフト券にの抽選に応募しておくか、となるのが自然である。
そうなると、さらに抽選申込者は増え、当選確率は下がっていく。
移動記録には便利
移動するだけでマイルが貯まって、お得な景品と交換できる！
というmilesのメインである部分には期待できなくなってしまった。
しかし、移動を記録するアプリとしては優秀である。
Googleマップにも似たような機能としてロケーションっ歴があるが、バックグラウンドだと正確に記録されていないことが多々ある。
その点、milesの方が結構しっかりと移動を検知して記録していたように思う。
自分がいつ、どこに移動したのか自動で記録したいというニーズには応えられるアプリになっているのではないかと思う。
しかし、バックグラウンドで位置情報を使った処理を行っているので、バッテリーの消耗は多少早くなっているものと思われる。
体感ではそこまで気にならないが、どうしても移動記録を付けたいとかでなければ、わざわざインストールしたままにしなくて良いと思う。
私も、もうAmazonギフト券の抽選には当たらないのだと諦めて、アンインストールしたのだ。
終わりに
まあ、移動するだけでお金と等しいAmazonギフト券がもらえるとか、そんな都合の良いアプリなんてないだろう。
今の抽選でも十分にありがたいくらいだ。
頻繁に長距離移動する方はとりあえずインストールしておいて、期待せず抽選に応募するのはアリだろう。
普段の生活の中で移動が少なく、あまりマイルを貯められないのであれば、わざわざインストールするようなアプリでも無いと思う。
一応、こういうアプリがあるんだよ、という紹介もかねて記事に起こしてみた次第である。
