ビルドンブング

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楽天カードのポイント計算方法が変わるぞ! 悪い方向に!

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来ただろう来ただろう、楽天会員にメールが来ただろう。
先月も同じような出だしで記事を書いたが、またなのだ。
今度は楽天市場ではなく、楽天カードの改悪である。
まあ「これは改悪じゃないですよー、ポイント獲得量に変化はありませんよー」みたいなアピールをしているけれど……
メールにわざわざ太字で
100円につき1ポイントの還元率、およびポイント進呈日は変更ございません
と書いてあった。
それも具体的なポイント計算方法の変更より先に書いてあったのである。
いや、それは楽天側が「これは改悪である」という認識がないと書けない文章だろうと思ってしまうのは私だけだろうか。
で、本題の変更点がこちら。
■変更前
毎月のカードショッピングご利用金額合計に対して100円につき1ポイント
■変更後
1回のカードショッピング(お買い物ごと)のご利用金額に対して100円につき1ポイント
ちなみに2023年11月の請求分から適用されるとのこと。
となると10月の利用からか。
で、変更内容について、要するに支払いごとの端数が切り捨てられるのである。
まず100円未満の端数ではポイントが付かなくなる。
例えば今までなら150円の買い物を2回すれば300円に対する1%で3ポイント貰えていたのに、1回の買い物ごとに計算(端数切り捨て)されるので1ポイントが2回で2ポイントになるのだ。
確かに「100円につき1ポイントの還元率」に変更はないけれど……。
実のところこの改悪方法はクレジットカードではありがちな手段であり「楽天カード利用獲得ポイント計算方法変更のご案内」というメールの件名を見ただけで察しがついた。
本文を読んでみたら案の定である。
この改悪は楽天の経営に関わる理由でのものなのか、日本全体の物価高とかそういうのに起因するものなのか。
残念なのは、たとえ日本経済が良い方向に進んだとしても(個人的に今の政界状況では絶望的だと思うけれど)、こういう改悪を一度してしまうと、元に戻らない可能性の方が高いという点だ。
楽天は便利だし、楽天市場での買い物でポイントも付くから、これがきっかけで楽天カードを使わなくなる人はごく少数だろう。
そしてこれからも楽天カードを使う人は1年もすればこんな改悪があったことを忘れてしまう。
実際、それでも高還元カードの1つであることには違いないし。
結果、こんな改悪は忘れてそれが当たり前になってしまうのだ。
楽天に限らず、今日本で頻発している改悪や値上げ、そのほとんどがそうなるのではないかと勝手に懸念している。
値上げしてしばらくは「前は安かったのになあ」となるが、やがてそれが当たり前になり、企業側に「今の値段でも売れてるからそのままでいいか」という考えが生まれてしまうのでは、と。
「物価高だから値上げするんだな? 物価高が収まったら戻すんだな?」と逐一問いただしたいものである。
楽天と関係ない愚痴が溢れそうなのでこの辺で。
とりあえず10月くらいから楽天市場での買い物時は100円未満の端数はポイント払いにするとか工夫しよう。
楽天カードで100円未満の端数を支払う意味は無くなるのである。