遺産というほどでもないが、亡くなった祖父が持っていた記念硬貨を譲り受けていた。
しかし、持っていても仕方がない。
価値があるのなら現金化したいし、価値がなくてもそれはそれで手放してしまいたい。
というわけで、記念硬貨を処理してきた。
価値があるかを確認して、なければ両替で現金化するだけの簡単な作業だ。
平日の午前中に消化できる簡単なタスクである。
プレミア以外に価値なし
記念硬貨という名前には、なんだか価値がありそうな期待がある。
額面通りの金額でよければ銀行で両替すればいいのだが、もしもそれ以上の価値があるのなら、然るべき金額を受け取りたいものだ。
なので、まずは記念硬貨を査定してくれる買取専門店に持って行ってみた。
しかし、残念なことに私が持っていた記念硬貨はどれもプレミアが付いておらず、買取となると額面以下になってしまうらしい。
なので銀行での両替を勧められた。
念の為、別の買取専門店にも持って行ってみたが結果は同じ。
両方とも、硬貨をちょっと見るだけでプレミアが付いていないと判断していたので、勝手な想像だがプレミアが付いている記念硬貨はほとんどないのだろう。
銀行で普通に両替
というわけで、勧められた通りに記念硬貨を銀行で両替してもらいに行った。
利用したのは三菱UFJ銀行。
銀行によって異なるのかもしれないが、通常の紙幣や硬貨の両替と同じ手順で両替できるらしい。
両替依頼書に記念硬貨の額面を記載して、何の紙幣や硬貨に変えてもらうか希望を記入するだけ。
持参金額の頭に「¥」を付けてくださいと言われたが、普段「¥」を書く機会がないのでうまく書けず、「半」の縦棒なしみたいな見た目になってしまった。
何ならちょっと飛び出して完全に「半」になっていなくもない……
「Y」に2本線と覚えておくと綺麗に書けるだろうか。
記念硬貨が本物かどうか確認する必要があるので時間がかかると言われたが、待ち時間は5分ほどだった。
硬貨の枚数に比例して、待ち時間が長くなるのかもしれない。
なお、最近はどこの銀行でも両替手数料を取られる。
その銀行の口座を持っていれば、枚数制限はあるが手数料が無料になるので、ネット銀行だけでなく地方銀行や都市銀行など、実店舗を構えている銀行の口座も1つは持っておくとこういう時に便利だ。
(出典:その他手数料 | 三菱UFJ銀行)
まあ、開いているのが基本的に平日の9時〜15時なのは便利ではないが……
(出典:大阪営業部 | 三菱UFJ銀行)
終わりに
というわけで、価値があるのかどうかわからないまま放置されていた記念硬貨は、無事に額面通りの金額となった。
5000円玉が1枚あったのだが、しっかりと額面通りに両替してくれた。
今の時点でプレミアが付いていないのであれば、置いておいてもこれから価値が出てくるということもなさそうだ。
潔く両替して貯金するなり使うなりしてしまった方がスッキリする。