基本は手ぶらで出かけるように心がけているが、MacBookを持ち歩くような場合はカバンかリュックが必要になる。
普段が手ぶらな分、手が塞がる時に感じるストレスが大きいので、そういう際はリュックを使うようにしている。
大は小を兼ねると言うものの、少ない荷物を大きなリュックに入れて背負うのはスマートではない。
なので、ちょうどいいサイズのリュックを見つけたい。
そこでふと「コールマンのSHIELDシリーズに小さいリュックはないのだろうか」と考えた。
あるにはあった。
しかし公式には子供向け扱いだ。
Shieldシリーズにジュニアラインが新登場
スポーツ少年やアクティブな子供たちのためのバッグパック(出典:コールマン オンラインショップ)
そんなSHIELD18は大人が普段使いにしても違和感はないのだろうか。
性能はしっかりSHIELDシリーズ
容量が18Lになってサイズダウンしただけで、シルエットや機能は他のSHIELDシリーズと変わらない。
本体にはノートパソコンを入れるのにぴったりなポケットと、小物を入れられるポケット(後述)。
外側にはA5サイズほどの薄い収納。
iPad miniが余裕で入るサイズ。
なお、他のSHIELDシリーズは左右から出し入れできたが、SHIELD 18は片側だけとなっている。
(全体のサイズが小さいので両側にすると収納スペースを狭くしなければならなかったのだろう)
左右には水筒や折り畳み傘を入れられるポケットがついている。
上面にはファスナーが隠れる貴重品を入れられる収納。
ただし蓋部分なので薄いもの、財布やモバイルバッテリーくらいしか入れられない。
本当に見た目は他のSHIELDシリーズと同じで、ただサイズを小さくしただけのものだ。
13インチMacBookが入る
1番の目的であるMacBookの持ち歩きだが、本体のPCポケットにちょうど収まった。
ちょうど収まるということは、幅と高さは13インチMacBookを持ち歩くのにジャストサイズ、つまり必要最小限のサイズということだ。
反対側の小物ポケットにACアダプタとケーブルを入れれば、それだけでもうMacBookとそれに必要な最低限のアイテムを持ち歩くことができる。
小物ポケットには面ファスナーの蓋もついているので、リュックを逆さまにしても落ちない。
ちなみに商品としては同じサイズ・デザインの「ジャックインパック」がある。
しかし防水ではないのでMacBookなどの機器を入れるのであれば、やはり防水機能があるSHIELDの方が安心だ。
カラーバリエーションが子供向け
というわけで、MacBookを入れられる必要最小限のサイズという条件は満たしているものの、やはり子供向けだなと思わせるのがカラーバリエーションである。
- ブラック/レッド
- ネイビー/ピンク
- マーブル/ブルー
黒やグレーといった落ち着いた色がなく、最も黒に近い「ブラック/レッド」(私が購入したもの)でも、アクセントに赤色が入っていて、ビジネスユースには若干の抵抗がある。
普段使いには問題ないレベルなので、割り切れるならアリかもしれない。
他にも、ファスナーにリフレクターがついていたり、チェストベルトにホイッスル機能がついていたりと、気になる人は気にする子供要素がある。
↑リフレクターはどうしても嫌なら切り取ってもいいが、私はそこまで気にしない。
日中の使用であれば普通のジッパープルだし、役に立つ場面もあるかもしれない。
ホイッスルについては見た目にはそれとわからないので、こちらも私は気にならない。
使うシーンがあるかどうかはわからないが。
(使わなければいけない事態に遭いたくない)
終わりに
実はSHIELD18は今年発売されたばかりで、それまでSHIELDシリーズで最小クラスはSHIELD25だった。
しかしアウトドアブランドであるコールマンなので、SHIELD25は普段使いにはいささか大袈裟な佇まいだった。
それが今回のSHIELD18、望んでいる人は意外と多かったのではないかと勝手に思っている。
しかし実際は子供用という扱い(アウトドア利用で考えれば18Lは確かに子供向け)で、少しだけ肩透かしをくらってしまった。
それでもSHIELD25と比べるとだいぶんコンパクトにまとまっていて、ちょっと荷物を持って出かけるには収まりが良さそうだ。
↑左から18、25、35
随所にちらほら見られる子供っぽい部分を許容できるのであれば、大人の普段使いにもなり得るだろう。