小さいリュックしか持っていないと大荷物のときに困る。
かと言って、そんなに大荷物になる用事など年に数回あるかないか程度。
そんな低頻度のために大きなリュックを持っておくのか、ずっと悩んでいたが、普段は衣装ケースとして使いつつ、必要なときだけ中身を出してリュックとして使えばいいじゃないかという発送に至った。
というわけで安心と信頼のColemanより、SHIELDシリーズの最大容量となる「SHIELD35+2レイヤー」を購入した。
とにかく大容量
「SHIELD35+2レイヤー」という名前の通り35Lの容量を誇る。
リュックとしては最大級レベルだ。
これ以上となると登山用ザックやスーツケースのジャンルになる。
他のSHIELDシリーズ(25L、18L)と並べてみれば、その横幅と高さの違いがわかりやすい。
内部にノートPCポケットがあるが、13インチMacBookであれば横向きでも入ってしまう。
これなら16インチでも余裕だろう。
また、他のSHIELDシリーズと違って、このノートPCポケットの外側にもA5サイズほどのポケットがついている。
カバーを装着したiPad miniも入れられる。
手帳なんかをいれるのに丁度いいかもしれない。
SHIELD35のサイズだからこそ付けられる収納と言えよう。
ただ、すぐに取り出したいものは表の薄いポケットに入れる方が出しやすい。
お馴染みの小物ポケットも健在。
ペンやACアダプタを入れるのにいいだろう。
モバイルバッテリーや財布は、すぐに出せる上部ポケットに入れるほうがいいかもしれない。
両サイドには最近の機能的リュックには定番の水筒や折りたたみ傘を入れられる収納もあり、実用性について必要なものは揃っていて申し分ない。
ボトム収納は入れるものを選ぶ
「SHIELD35+2レイヤー」という名前の通り、本体の収納が二層構造になっているのが最大の特徴だ。
本体下部が独立した収納になっている。
ただ、型くずれ防止の類いはなく、本体に重いものを入れた状態で床に置いたりすると、その重さがダイレクトにボトム収納に入れたものにかかる。
なので、圧力がかかっても構わないもの、しっかりとしたケースに入れたものや、力がかかっても構わない衣類やタオルのような柔らかいものしかボトム収納には入れられないのだ。
また、ボトム収納に荷物を入れるときは、先に入れるかどこかに吊るして入れるかしないと入れにくい。
出すときも同様だ。本体を持ち上げるようにしないといけないので、本体に重いものを入れていると一苦労だ。
やはり、咄嗟に出す必要に迫られるようなことがない着替えなどの衣類を入れておくくらいが丁度いいだろう。
それでも、ボトム収納として個別になっている分、本体収納が1つしかない大型リュックにありがちな、底に沈んだものが取り出しにくいという欠点は克服されている。
普段は衣類の収納に
とまあ収納力抜群の「SHIELD35+2レイヤー」ではあるものの、このサイズのリュックを使う機会はそう多くない。
普段使いはもちろん、1泊2日程度であればもっと小さなSHIELD18でも事足りるからだ。
ではせっかくの大容量リュックはほとんどの時間をクローゼットの肥やしとして過ごすのかというと、そんなことはない。
その容量を活かして衣装ケースにしてしまうのだ。
使う頻度が低いリュックなら、使う頻度が低い衣類を入れておけばいい。
オフシーズンの衣類や運動着など、普段の生活では着用しないが、使うときは使う衣類。
昨年の冬に購入したフリースブランケットなんて、ボトム収納にジャストサイズだ。
これで、使わないときもクローゼットの肥やしになることはない。
終わりに
スーツケースは持たないと決めている。
なので、荷物の多さによって18Lと35Lを使い分けるだけだ。
ちなみに、中間サイズのSHIELD25はPayPayフリマで売ってしまった。
通販で買った商品が丁度いいサイズのダンボールで届いたので、それを使ってそのまま発送できた。
一番小さいSHIELDと一番大きいSHIELDがあれば中途半端なサイズは無駄に選択肢を増やしてしまうだけだと思う。
18Lに入り切らない荷物なら35Lを使う。
それだけの簡単な使い分けだ。