料金を支払って利用しているサービスはいくつかある。
その中の一つが「Microsoft 365」だ。
(少し前までは「Office 365」という名称だった)
今回は、なぜ私がMicrosoft 365を、年間13,000円ほど支払ってまで利用しているのかを紹介する。
1TBのクラウドストレージ
Microsoftというと、後述するOfficeアプリやソフトのイメージが強いが、最も大きな要素は1TBのOneDriveだと私は考えている。
個人利用なら1TBもあれば十分だ。
他の有名なクラウドストレージの相場と比較してみる。
月額だったり年額だったり、容量が違ったりするので、1年あたりの1TB料金に換算した金額を最終列に載せている。
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料金
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容量
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1TB/年の料金
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Microsoft 365(OneDrive)
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12,984円/年
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1TB
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12,984円
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1,300円/月
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2TB
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7,800円
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13,000円/年
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2TB
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6,500円
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1,200円/月
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2TB
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7,200円
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1TBの容量を1年間使う場合の相場は7,000円前後と捉えて良さそうだ。
それに対してMicrosoft 365は年額13,000円ほど。
単純なクラウドストレージのみの利用なら、他のサービスを使った方が良い。
他のMicrosoft 365のサービスに差額の6,000円ほどの価値を感じるかどうかが、契約するかどうかの基準となる。
定番のOfficeアプリ
Appleユーザーであれば、標準のワープロソフト(Pages)や表計算ソフト(Numbers)が無料で使えるが、WindowsやAndroidでファイルを開こうとすると一手間いる。
それで言うと、日本で標準的に使われている
特にエクセルは使う場面が多々あるので助かる。
バックアップがcsvファイルでエクスポートされたり、確定申告でエクセルを読み込んだり。
まあ、そもそもOfficeアプリが定番になっている現状をどうにかしてほしいという望みはあるのだが……
できれば無料で使えるソフトがスタンダードになってくれると嬉しいのだが、まあ仕方がない。
何気に定番ではないノートアプリのOneNote(付箋)が便利だったりする。
5台のデバイスで最新版が使える
自分の端末であればスマホ、タブレット、PCに5台までWordやExcelなどのOfficeアプリをインストール可能だ。
個人利用であれば5台もあれば十分だろう。
私の場合、iPhone、Androidスマホ、iPad、MacBookの4台にインストールしている。
ファイルはOneDriveで同期して、Officeファイルでもどの端末でも開くことができる。
そして、Microsoft 365で使えるOfficeアプリが買い切りのものと異なる点は、常に最新版が使えるということ。
裏を返せば、別に最新版でなくていいし使う端末も1台でいいのなら、必要なアプリだけを買い切りで購入して、クラウドストレージは他のものを使った方がお得だ。
終わりに
今回は主に私が利用しているサービスを主に紹介したが、他にもさまざまなサービスがある。
例えば——
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毎月60分のSkypeの無料通話
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Outlookのセキュリティ
など、詳細は公式サイトにて。
クラウドストレージは複数端末を利用していれば必須と言っても過言ではないし、それにプラスしてOfficeアプリを使っている現状が変わらなかれば、これからもMicrosoft 365を使い続けるつもりだ。