ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中

下の前歯をインプラントにして丸5年、不便に感じること

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

何らかの理由で永久歯を紛失した場合、今はインプラント手術が主流だ。
歯茎の骨にボルトを埋め込み、そのボルトに作り物の歯を被せる。
ボルト部分は歯茎と一体化するが、歯の部分は上から被せてセメントで固定しているだけだ。
さて、私はなぜか下前歯に永久歯が生えず、将来は得てくる見込みもなかった。
だからずっと残っていた乳歯を抜いて、インプラントの歯に変えたのだ。
それから丸5年以上が経っている。
普通の歯と変わらないが、やはりちゃんとした永久歯に比べると不便に感じる場面はある。
歯科医師側ではなく、治療される側としての率直な体感をお伝えする。
 

定期健診&清掃

頻度は場合に寄るのかもしれないが、私は月に1度、歯医者に通っている。
べつに虫歯などの治療があるわけではない。
インプラントの様子を確認して、歯石などを掃除してもらうだけだ。
ちなみに金額はだいたい2,000円前後。
インプラントにすると、歯医者に定期的に行くことになるし、もちろんその度に診察料を支払うことになる
ただ、インプラントの有無にかかわらず、歯の様子を見て貰うことは悪いことではない。
歯磨きが甘い部分や、虫歯になりそうな歯があれば教えてくれる。
そのおかげかどうかは定かではないが、全く虫歯になったことがない。

被せが外れる

冒頭で述べたように、ボルトと歯茎は一体化しているため、外れることはない。
しかし歯の部分はボルトにセメントでくっつけているだけなので、外そうとすれば外れる。
むしろ、外れるようにしておかないと、内側の届かない部分に汚れが溜まってしまうのだ。
なので仕方がないのだが、意図的に引っ張るなどの衝撃を加えると、歯の部分が外れる
ガムやキャラメルのようなものを食べるときは気をつけている。
引っ張りには弱いが、押し込んで外れることはほぼないので、煎餅など堅いものは、そこまで気を遣う必要はない。
 
また、強い衝撃がなくても、ちょっとした積み重ねで突然はずれることもある。
炊いた柔らかいお米やパンを食べているようなとき、歯を磨いているときなど。
 
もしも外れたとして、その外れた被せを絶対になくしてはならない。
新しく作るのに、私の場合は20万円かかった。
うがいの時に洗面台で流れてしまったのだ。
そのときの反省から、今は流れないようにパンチングゴミ受けを付けている。

終わりに

私の場合は下前歯なので、ものを食べるときにはそこまで不便していない。
咀嚼に使うのは奥歯だからだ。
奥歯をインプラントにすると、もう少し勝手が違うかも知れない。
前歯だと、食事のしやすさには影響しないが、外れたときに見栄えが悪くなる。
奥歯だと、外れても見た目にはわからないが、食事はしづらくなる。
どっちもどっちか。
 
被せが外れることは珍しくない。
がっちり固定していると、衝撃を受けたときに歯茎のボルトの方がやられるかもしれないので、あえて被せの固定に弱さを持たせているのだろう。
しっかりと歯医者の定期健診に行くようにしていれば、不便に感じる場面はかなり少なくできる。
いつ抜けるかわからない乳歯のまま、見た目も良くない状態でいるよりは、ずっとマシだ。
なので、インプラントにしたことを後悔していない。