巾着袋だけを片手にぶら下げて出勤するのにも慣れてきた。
初めは電車の中で違和感を感じていたが、今では普通だ。
社内でも認知されて、なんなら触発されてカバンを一回り小さなものに変える人も出てきた。
とにかく歩きやすい。
リュックのように身体に身につける面倒がないし、カバンと違って持ち手がないので腕を振っても遠心力で重たく感じない。
こんなに快適ならプライベートでも使いたくなるのが道理だ。
というわけで、プライベートでも使えるもう一回り大きな巾着袋を購入した。
ちなみに巾着通勤については↓の記事。
中身に合わせて形が変わる
ひとまわり大きな巾着袋にして感じたのは柔軟性の高さだ。
カバンやリュックは形が決まっていて、それに合わせて中身を入れる。
なので、入れる物が少なくても大きさは変わらない。
対する巾着袋は布製で、内ポケットもないので、入れた物は底に沈んで、上部が余る。
この余った部分を握るように持てば、中で揺れるのを抑えつつ、腕を振った時の遠心力を軽減できる。
中身の量や形に合わせて握り方を変えることで、荷物の量に合わせた持ち方ができるのだ。
エコバッグとして
レジ袋の有料化で持ち歩く人が増えているエコバッグ。
ただ、使わない時は邪魔になるので出来るだけコンパクトなものを選びたい。
そんな時、巾着袋が意外と適している。
エコバッグは持ち手があるので、その部分が畳んだ時に少し嵩張る。
一方の巾着袋は持ち手がなく、口に紐が付いているだけだ。
その紐も、巾着袋の口を広げている時は表に出ない。
つまり、ただの長方形のハンドタオルのような見た目になる。
だからタオルのように畳むだけでいい。
ズボンのポケットに入るサイズだし、使う時もすぐに広げられる。
コンパクトになるエコバッグは広げるのに少し手間取るし、使用後にまた小さく畳むのが面倒だ。
巾着袋の方が雑に扱っても活躍してくれる。
巾着袋in巾着袋
前述の通り、中身を空にして口を広げた巾着袋はタオルのように折り畳める。
それを活かして、小さな巾着袋に大きな巾着袋を入れておくといい。
出かける時は小さな巾着で、買い物したら大きな巾着に入れて、来た時の小さな巾着もそれに入れてしまう。
そうすれば、帰りも手荷物は巾着袋ひとつだけとなる。
これがバックやリュックだと、同じようなことができるだろうか。
できたとして、手軽にできる作業だろうか。
やはりそれらは形が変わらず、畳めないので難しいだろう。
また、メリットとしては、畳んだ巾着がクッション仕切りになるというのもある。
金具のついた財布とスマホを巾着に入れる時、金具がスマホに傷をつけないか心配。
だったらスマホと財布の間に畳んだ巾着袋を挟んでおけばいい。
クッション仕切りに兼、もしもの時のエコバッグとなる。
終わりに
こんな具合で、最近は仕事もプライベートも問わず巾着袋で出かけている。
荷物が多くなってたまにリュックなどを使うと、邪魔に感じて仕方がない。
そういう意味では、持ち物を減らしたいという意識を高め、ミニマリストとして進化できるかもしれない良いきっかけなのかもしれない。
デザインなど気にしなければ100均でも丈夫な布製の巾着袋が買えるので、気になった方はお試しあれ。