小学生の感想文みたいなタイトルになってしまった……。
さて、2年ほど使った初代AirPodsのバッテリーがダメになってきたのでAnkerの「Soundcore Liberty Air 2」に買い替えて2週間以上過ごした。
冗談でなく、買い替えてから一度もAirPodsを使用していない。
もちろん、Apple製品との相性がベストマッチなAirPodsに比べると不便を感じる場面もあるが、できなくなったことはない。
代役としては十分だ。
そもそもAirPodsと同じかそれ以上を求めるのなら、素直に現行のAirPodsかAirPods Proを買えばいいわけで。
それをしなかった時点で、ある程度の不便を許容して受け入れる覚悟はしていたのだ。
今回は、今までずっとAirPodsを使っていたところを「Soundcore Liberty Air 2」にして感じた変化をまとめておく。
Type-C充電
買う前からわかっていたが「Soundcore Liberty Air 2」の充電はType-Cケーブルで行う。
Apple製品専用のLightningケーブルよりずっと汎用性がある。
将来的にはApple製品も全てType-Cに統一されることを願っているが、現状のAirPodsがLightningである以上、Type-Cで充電できることは優位性となる。
ケース表面がマット加工
これは人によって好みが分かれるかもしれないが「Soundcore Liberty Air 2」のケース表面はマット加工となっている。
AirPodsの卵のようにツルツルとした肌触りとは対照的だ。
個人的にはAirPodsのツルツルで手が滑ってケースを落としたことが何度かあるので、マット加工の方が嬉しい。
また、マット加工と言っても、そこまで摩擦のかかる肌触りではないので、ポケットなどに入れようとして引っ掛かるようなことはない。
程よい肌触りだ。
ケースが立つ
AirPodsケースを卵のようだと例えた理由はもう1つある。
ケースが丸みを帯びているため、立たないからだ。
AirPodsは平置きするしかなかった。
一方の「Soundcore Liberty Air 2」はケース底面が平らになっているので立たせることができる。
蓋を開けた状態でも立つので、机の上などに置いたままイヤホンを抜くことも可能だ。
この方法なら、AirPodsがケースを手に持って、片手で1つずつ耳に装着しなければいけなかったのに対して、ケースを置いたまま、両手で左右それぞれのイヤホンを同時につけることもできる。
黒と白から選べる
AirPodsが問答無用に白色しかないのに対して「Soundcore Liberty Air 2」は黒と白の2色展開だ。
なぜか白色の方が値段が高いが……。
「白しか持たん!」という方には関係ないかもしれないが、消費者としては選択肢は多いに越したことはない。
少なくとも「AirPods興味あるけど白色はちょっと……」と、色を理由に敬遠している人を取り込める可能性があるのだから。
装着時に大きく感じる
「Soundcore Liberty Air 2」が大きいというわけではない。
AirPodsと比べると、どうしても大きく、また重たく感じるというだけの話だ。
1週間も使っていれば慣れる。
重たくてつけてられないようなものではない。
お手頃な遮音性
AirPodsで遮音性を求めようと思ったら、カナル型のAirPods Proしかない。
ところが、Proを名乗るだけあって、かなりのお値段だ。
自然、カナル型の完全ワイヤレスイヤホンをお手頃価格で買いたいなら「Soundcore Liberty Air 2」になるわけである。
ペアリングの切り替えが手間
「Soundcore Liberty Air 2」もマルチペアリングに対応しているが、接続機器を切り替えるには、一度ケースに戻す必要がある。
それでも低価格帯でマルチペアリングに対応しているのはメリットと言える。
それでもやはり、耳につけたまま機器側の操作ですぐに切り替えられたAirPodsと比べると、手間に感じるのは否めない。
まとめ
結果的に、デメリットとして感じているのは、サイズが大きいことと、マルチペアリングの切り替えに手間取ることくらいだ。
それでも、あくまでAirPodsと比べての話で、他の完全ワイヤレスイヤホンと比べれば「Soundcore Liberty Air 2」はかなり満足度の高い製品である。
有名なAnker製品ということもあって、AirPodsほどではないにしろ、専用のケースカバーも売っていたりする。
まあ、記事内で述べたように、マット加工がなされているので、カラビナを付けたいと行ったプラスアルファの目的がない限り、ケースカバーは不要だと考えるが。
こんな具合で、旧型のAirPodsの買い替えを考えている方の参考になれば幸いである。
念のため述べておくが、必ずしもAirPodsの買い替え先は、現行のAirPodsだけではない。