節約のために坊主頭にするのはどうだろうか、という発想が浮かんだのですが、結局そこまではしませんでした。
今回は、その結論に至った経緯をご紹介します。
私は自分の髪を気に入っているのです。
目次
坊主頭は節約になる
私が極端な節約家だからか、坊主頭のメリットをあげようとしたら、金銭面のメリットしか出てきませんでした。
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シャワーの効率化髪が少ないですから、シャンプーは必要ないでしょうし、シャワーの時間も短縮できます。ガスと水道の両方で節約でき、時間的余裕も得られるというわけです。
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ドライヤー不要シャワー時だけでなく、シャワー後にもメリットが。タオルドライで十分なので、ドライヤーが不要になります。電気代と時間が浮きますね。そして、ドライヤーを所有する必要もなくなり、ミニマリズムが刺激されます。
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セルフカットが簡単坊主頭であれば、わざわざ美容院でカットしてもらう必要はありません。1000円カットで「何ミリの坊主頭に」と言うだけで十分です。そして、バリカンがあればセルフカットも可能です。セルフカットの域に達すれば、かかる費用はバリカンの電気代くらいですね。
坊主頭で面倒になること
対して、坊主頭にすることで生じる面倒や手間について考えてみます。
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こまめな手入れ坊主頭は髪が短いゆえに、少しでも伸びると髪が広がり、変なシルエットになってしまいがちです。それを防ぐには、できれば週に1回、最低でも2週間に1回は手入れ、つまり剃る必要があるようです。それなりに長さのある髪型であれば、多少伸びてもシルエットに大きな変化はないため、1〜2ヶ月に1回程度のカットでも問題ありません。カットに行くならともかく、セルフカットの場合は後片付けなどもありますし、毎週は少し手間に感じます。
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衛生面に気を使う髪の長さに関係なく、頭皮からの皮脂は分泌されます。調べてみると、分泌量は鼻の頭の2倍なんだとか。そして、頭皮から分泌された皮脂は、髪に馴染んでいきます。ということは、坊主頭にして、髪が短くなっていると、髪の量に対する皮脂の量が多くなり、結果的に余った皮脂が匂いの原因になることがあるようです。
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年中帽子が必要夏は日差しが、冬は寒さが頭皮を直に襲ってきます。それを防ぐには帽子を被れば良いわけですが、常に帽子を被って外出するのは面倒かもしれません。言ってしまえば、持ち物が1つ増えることになるのですから。今までは家の鍵とスマホだけポケットに入れて手ぶらで出かけていたところに、帽子が加わるのです。映画館などで脱いだ後、忘れそうじゃないですか?
坊主にしなかった理由
ここまでにあげたメリットとデメリットを踏まえて、私は冒頭で述べたとおり、坊主頭にはしませんでした。
なぜなら、私は自分の髪が好きだからです。
日頃の食生活や、シャンプーを使わない湯シャンにより、髪質がかなり改善されています。
もはや、私にとって髪質改善は趣味の一つとなっていて、その髪を毎月美容院で整えてもらうのが楽しみなのです。
毎月美容院の日が近づくとワクワクしています。
髪が綺麗だと言われることも多くなりました。
確かに金銭面だけを見れば坊主頭に圧倒的なメリットがあります。
にもかかわらず、毎月4000円ほどのお金を払って美容院に行っているのは、私が節約に極端に振り切れていない、ダメな部分かもしれません。
最後に
いずれ、考え方が変わってバッサリと坊主になるかもしれません。
ただ、今の私が坊主頭にしようと考えても、そうしなくて良い理由を探してしまうのです。
今まで強く意識していなかったけれど、私は自分の髪を大切にしていたということです。
捨てることを考えて初めて気づくこともあります。