毎日ご飯を食べる。
それは毎日洗い物をするのと同義である。
食後に食器を洗わないと、次の食事で使えないからだ。
まあ、そんなにたくさん食べるわけじゃないし、ミニ炊飯器でご飯を炊いて、そのまま食べるので使う食器は最低限だから、大量の食器を洗っているわけではない。
洗い物にかかる時間は5分程度だ。
しかし、そんな少ない食器を洗うのにも、毎日5分ほど使っているわけだ。
その5分を自動化して他のことにその時間を使うかどうか……
それが私が自動食器洗い機、すなわち食洗機を買うかどうかの基準になる。
一人暮らし用の自動食器洗い機
食洗機なんて家族で暮らしている家庭にしかないものだと思っていた。
少なくとも、家賃の安さで選んだ安アパートに導入するなんて無謀だと、勝手に諦めていた。
しかし、たまたま(といいつつメーカーが宣伝を打ちまくっているから)パナソニックが最近発売した一人暮らし向けの小型自動食器洗い機「パーソナル食洗機SOLOTA」の情報が入ってきた。
タンクに給水してセット
食洗機を導入するに当たって、気になっていたのは水をどうやって確保するのかだ。
それが面倒なイメージがあって、今まで食洗機の導入は無理だろうと勝手に決めつけて諦めていた。
このパーソナル食洗機は、本体下部からタンクを取り出して、底に水を満杯に入れてセットするらしい。
加湿器と同じような給水方法だ。
これなら面倒な設置手続きは不要だ。
ちなみに排水は本体裏面のホースをキッチンのシンクに垂らすだけでOK。
製品情報によるとこのホースは80cmらしい。
もしも設置予定箇所に届かなかったとしても、食洗機の下にバケツを置いておいて、そこに排水するという手もある。
あるいは、延長ホースも売っているようだ。
時短効果はいかほどか
もしもこの食洗機を購入すれば、洗い物の手間から解放されるのは間違いない。
しかし、手間は別に私は重要視していない。
ポイントは、今までの手洗いと比べてどれくらい時間短縮になるかである。
普通の食洗機なら、食器を入れてボタンを押すだけかもしれないが、この一人暮らし用の食洗機は前述の通りタンクに水を入れる手間が発生する。
もちろん、食洗機用の洗剤を投入する手間もある。
これらの作業をざっと見積もって1分、眺めに見ても2分といったところだろうか。
普段の洗い物にかかる時間は5分くらいか?
差は3分程度。
この3分を得るために食洗機を買うかどうかである。
終わりに
そもそも食洗機を使ったことがないので、使用感からよくわからない。
食洗機に食器を入れるのにも手間はかかるのだろうか?
まあ、その手間は今の洗い終えた食器を乾きやすい配置でタオルの上に置く手間と大して変わらないと思っているので、プラスマイナスゼロと考えている。
洗う食器の量と食洗機によって得られる時間は比例するはずだ。
だとすると、食器が少ない一人暮らしはそこまで得られる時間は多くないとも考えられる。
食洗機を設置する場所の確保も必要だし、さてさて、どうしようか……
1ヶ月後の発売までにもう少し考えておこうかな。
洗い物の時間をタイマーで計って、具体的にどれくらいの時間を使っているのかも確かめたいところだ。