絶賛1日1食生活を実践中だが、何も1回の食事以外は水しか飲んでいないというわけではない。
最近、試しに黒糖をお湯に溶かして飲むようにしているのだが、これがかなり食欲を抑えられるし、色々と1日1食と相性が良いのだ。
まあ、私が猫舌なのも大きかったりするのだが。
血糖値が上がりすぎず下がりすぎず
「お腹が空いた」と感じる要因は、血糖値が大きい。
食事をすると血糖値が上がる。
上がった血糖値が下がった時に、また上げようとして、脳が食事を求める。
それが「お腹が空いた」という欲求となっているわけだ。
だったら血糖値が下がらなければその欲求も発生しにくくなる。
名前の通り、血糖値は糖分を摂取すると上がる。
しかし上げすぎも良くない。
血糖値が一気に上がると、それを下げようとするインスリンの分泌量が多くなり、結果的に血糖値が下がりすぎるのだ。
そうすると低血糖状態となり、眠気に襲われる。
炭水化物たっぷりの食事の後に眠くなるのはそれが主な理由である。
黒糖をチビチビ摂取する
食欲を感じにくくするには血糖値をある程度のところで維持すること。
上がりすぎず下がりすぎず。
そしてそれを手軽にできることが望ましい。
その結果見つけたのが黒糖を1日中チビチビ摂取することだ。
黒糖をそのまま食べるのは一気に血糖値が上がってしまうので、お湯に溶かして少しずつ飲む。
それに黒糖の方が白い砂糖よりもミネラルが含まれているし、コクがあってお湯に溶かしただけでもそれなりに飲める。
見た目もお茶みたいなので変に思われないだろう。
ちなみに断食道場的なところでも、黒糖生姜湯を常に飲めるようにしているらしい。
断食中、血糖値が下がり過ぎ、頭痛、倦怠感などの症状がでる惧れが稀にあります。その予防の為にも生姜湯や生姜紅茶に粉黒糖を入れて召し上がることをおすすめ致します。(出典:ヒポクラティック・サナトリウム)
熱いとガブ飲みできない
甘いものは美味しい。
黒糖をお湯に溶かしただけのものも、甘くて美味しいのだ。
もちろんお菓子なんかに比べるとただ甘いだけの飲み物だが、1日1食生活だとそれすら美味しく感じてしまうのである。
しかし美味しいからって黒糖を溶かしたお湯をガブガブと飲んでいたら血糖値が爆上がりである。
全く効果がない。
糖尿病になるだろう。
しかし熱湯に溶かしていれば大丈夫。
私は猫舌だから熱いものをガブガブ飲むことができないのだ。
結果的に、黒糖を熱湯に溶かしたものをチビチビと飲むことになる。
だからちょうどいいのだ。
終わりに
人によってはナッツを食べたりするようだが、個人的にはそれは食事なのではと思っていたりする。
まだ黒糖を溶かしたお湯の方が飲み物感があるだろう。
まあ、完全に1食だけの人からすればそれも甘えなのかもしれないが。
砂糖なんだから、甘えと言われて当然ではある……、なんて言ってみたり……