今はご飯を炊こうと思ったら電気圧力鍋を通過っている。
だが、電気圧力鍋は最大でも２合炊ける大きさで、1人分の１食には大きすぎる。
そして食器を使わないので、その大きな鍋をそのままテーブルへ持っていって食べるのだが、やはり鍋なので器としては深くて食べにくい。
それに炊くのは１合ほでも、結局２合炊ける大きな鍋を洗わなくてはならない。
もっとご飯を炊くのにちょうどよくて手入れもしやすい手軽なアイテムはないものかと探していると、良さげなものを見つけた。
というわけでサンコーの「２段式超高速弁当箱炊飯器」（TKFCLDRC）を買おうとしたわけだが、実際に家電量販店で実物を見てみると、買わない方が良さそうだと判断した。
スペックは魅力的
そもそも実物を見るまでは買う気満々だったわけで。
では、どうしてそこまで魅力を感じていたのか、まずは「２段式超高速弁当箱炊飯器」の良さげな点を見ていく。
米＋１品を作れる
ご飯を炊くのはいいとして、食事となると何かおかずも欲しくなるものだ。
「２段式超高速弁当箱炊飯器」はその名の通り２段になっていで、下段で炊飯、上段で炊飯の際に発生する蒸気を利用して温めや蒸し料理ができる。
冷凍食品などを温めてもいいし、蒸し野菜を作ってもいい。
いや、ご飯が炊ければそれでいいのだ、という人のために１段だけの製品もある。
しかし、ご飯だけでよければ下段に直接蓋をして、上段を外して使えいいので、必要な時におかずも作れる２段式の方が後悔はないだろう。
そのまま食べれる
弁当箱と商品名に入っている通り、見た目が弁当箱のように横長であり、そして実際弁当箱のようにそのまま食べられる。
（出典：【公式】サンコー通販オンラインショップ）
食器を別で用意しなくていいし、鍋や炊飯器からそのまま食べるより食べやすいことは確実だ。
丸洗できる
そして「２段式超高速弁当箱炊飯器」はそのまま丸洗できる。
（出典：【公式】サンコー通販オンラインショップ）
電源ケーブルを挿す部分にはキャップがついているので、そこをしっかりと閉めておけば無問題だ。
それに１合サイズだからコンパクトで洗うのに手間がかからない。
実物を触ってみると微妙？
というわけでバリバリに魅力を感じて、そのままネット通販で買ってしまっても良かったのだが、近所の家電量販店の在庫を見てみると、店頭にあるようだったので、念の為実物を確認してきた。
そして、実際に触ってみると、どうにも微妙な点がいくつか見つかってしまった。
パッキンが簡単に外れる
蓋と本体が接する部分に、密閉するためのパッキンがついているのだが、これがちょっと触るとすぐ外れる。
もちろん店頭展示品なので、色々な人に何度も触られて外れやすくなっていた可能性もある。
しかし、ネットのレビューを見ていてもパッキンが外れやすいという意見もあった。
2022年1月25日皆さん書かれているように、パッキンに疑問。ゆるゆるで蓋のサイズにあっておらず、蓋横の留め具はめちゃくちゃ固い。しかし、それで料理できるのだから購入されていると思います。（引用元：ビックカメラ.com）
せっかくコンパクトで丸洗できても、毎回パッキンを付け直す作業が発生するのは面倒である。
電源のキャップが緩い
これも店頭展示品だからそうなっていただけかもしれないが、電源ケーブルを挿す部分を塞ぐキャップが緩かった。
こんなに緩くて丸洗しても大丈夫なのかと不安になるレベル。
もちろん、公式スペックで丸洗可能とアピールしているのだから問題はないと思うのだが、毎回不安を抱えながら洗うのは御免だ。
終わりに
というわけで、結局「２段式超高速弁当箱炊飯器」を買うには至らなかった。
しかし電気圧力鍋での少量炊飯に不満を感じていることには変わりない。
「２段式超高速弁当箱炊飯器」を見るついでに炊飯器コーナーを物色していると、これまた良さげな商品を発見。
実際に店頭展示品を触ってみても特に気になるところはない。
（電源ケーブルが本体から外せないことに目を瞑りながら）
「２段式超高速弁当箱炊飯器」については、この記事で取り上げた不満点が気にならないのなら満足できると思う。
！カエレバ
とはいえ、これに限らず、家電量販店で実物を見て触ってみることをオススメする。
