「今日は集中して作業するぞ」と意気込んでいたのに、気がつけばネットサーフィンやYouTubeを見ているだけで時間が過ぎていた。
こんな経験は何度もしてきた。
もう嫌だ。
でも気づいたらまたやっている。
どうにかこの悪循環を打破できる方法はないだろうか。
そもそもネットに繋がる環境で作業しているのが良くない!
とはいえ、今の時代はどこでもネットに繋がる。
どこに行ってもオンライン。
それでも、簡単にオフライン環境にできる方法がある。
ネットと繋がるものを持たずに作業するのだ。
スマホを置いて作業ができる場所へ
代表的なのが図書館だ。
自習できる読書席が設けられた図書館があるなら、そこを利用しない手はない。
データ通信できるスマホ類を自宅に置いて行くだけで良い。
実はこれが肝だ。
ネットがない環境を見つけても、そこにデータ通信できるスマホを持って行っては意味がない。
近所に自由に机と椅子が使える場所はないだろうか。
自習室を契約しているならそこでも良い。
とにかく、データ通信できる端末さえ持っていなければ、どこにいてもオフラインだ。
主な作業は紙とペンで
データ通信できる端末を置いて行って何ができるのか。
紙とペンを使った考え事がほとんどだ。
キーボードで文字を打つより自由なレイアウトで、好きなだけ書けるので開放感があって私は好きだ。
デジタルで入力する直前までアナログで作業している。
机が使えて、紙とペンがあれば十分と言って差し支えない。
だいたい、冒頭のような誘惑に負けてしまうのは、具体的な作業が曖昧で、まだ考えがまとまっていない段階に陥ることが多い。
何をすれば良いか明確じゃないから、すぐ楽しめてわかりやすい娯楽に走ってしまう。
だから、アナログでひたすら考えて、明確になったものをデジタル化するという流れだと、パソコンやスマホを触っていても、誘惑に流されにくい。
では普段から紙を使う習慣がなく、完全デジタル派にはオフライン環境での作業はできないのかというと、必ずしもそうではない。
データ通信できない端末を活用
紙とペンしか使えないのかとガッカリしただろうか?
実はそんなことはない。
要はデータ通信ができなければ問題ないのだから、SIMカードの契約がない端末ならオフライン作業できる。
私は自宅にスマホを置いて、紙とペン、そしてiPadを持って図書館に行くことが多い。
iPadはスマホとのテザリング前提で、Wi-Fiモデルにしているので、単体だと通信できないのだ。
自宅のオンライン環境でメモなどの同期をしておけば、通信環境がない図書館でも、今までのメモを見ることもできる。
膨大な文章を書きたいなど、手書きだと絶望的な作業もあるだろう。
Wi-Fiがないと通信できない端末とキーボードを持っておけば、オフラインでも可能だ。
Wi-FiモデルのiPadはもちろん、iPodをはじめとした、スマホに近いことができる携帯音楽プレイヤー、買い換え前のスマホや眠っているタブレットなど、SIMカードが刺さっていない端末であれば何でもOKだ。
ただし、図書館のような公共の場所を利用する場合は、キーボードを叩く音には気をつけなければならない。
周りに迷惑をかけてはいけない。
まとめ
実は私が行っている図書館には公共Wi-Fiがあるのだが、接続方法やパスワードは見ないようにしている。
せっかくオフラインになれる環境を、自ら潰す理由なんてないからだ。
オンラインで作業がしたければ、自宅なり喫茶店なり、他の場所ですれば良い。
私が図書館を使っているので、図書館を前提とした内容になってしまったが、身の回りでスマホを置いてサッと出かけられる作業スペースがあるのなら、オフライン作業場として活用してみてはいかがだろうか。