ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中

図書館は本を読むのに適した場所である(当然)

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図書館を自習室のように使っている人がいる。
もちろんそれは個人の自由だし、図書館側が許可しているのなら、私が文句を言う筋合いはない。
ただ、図書館での自習が捗るかどうかは疑問だ。
図書館で捗るとすれば、読書ではないだろうか。
そもそも、図書館とはそう設計されている。
どうして読書は捗るのに自習は捗らないのか……?
私が考えるその理由をここに紹介しよう。
 

音を出せない

声はもちろん、タイマーも使えない。
作業用BGMも流せないのだ。
まあ、BGMに関してはイヤホンやヘッドホンを使えばいいし、タイマーに関してもサイレント機能があれば問題ない。
 
しかし声だけはどうしようもない。
何よりも声が出せないのが致命的なのだ
暗記をするには声にも出した方がいいし、考え事も独り言によってアイデアが出ることもある。
静かにしないといけない図書館という環境にいるせいで、声を出すことによるメリットを捨てることになるのだ。
 
次点でキーボードを叩けないことだろうか。
静音タイプでも多少は音がするし、気を使ってゆっくりタイピングするのももどかしい。
私はカタカタと音を立てて勢いよくタイピングしながら流れで文章を書いていくタイプなので、とても周りに気を使った打鍵で長文を書くことはできない。

空調が弱い

私が通っている図書館だけだろうか。
夏は外ほど暑くはないものの、涼しいとは感じないし、冬もやはり、外ほど寒くはないものの、暖かいとは感じない
特に冬が厄介で、何しろ読書机にずっと座っているだけで運動がないわけだから、体温が上がらない。
手が冷えて、作業の手が止まってしまうのだ。
腕を組んだり、手を太ももで挟んだりして暖をとるばかりで、手を動かして作業するのが嫌になってしまう。

体を動かせない

長時間の作業をするにしても、ぶっ通しではなく合間合間に休憩を挟むだろう。
そして、私はその休憩に筋トレやストレッチをするのが習慣だ。
しかし図書館ではそれができない。
少し伸びをするくらいなら問題ないが、流石に図書館で腕立て伏せやスクワットをする勇気はない
勇気があればできるだろうか?
果たして注意されるかどうか。
もしも注意されないのであれば、勇気さえあればこの問題点は解決できる。
(解決しない方がいいとは思うが……)

荷物に気を遣う

紙とペンだけを持っていって作業しているのであればあまり心配しなくてもいいかもしれないが、タブレット端末などを使っている人は注意だ。
トイレなどで席を立つ際には、それらも持って行く方が良い
隅々まで監視カメラがあるわけではないし、どの席に誰が座っていたなんて誰も覚えていないと考えていい。
置いていたはずの荷物を誰かが我が物顔で持ち去ったとしても、気づかれない可能性が高い。
 
たまに昼時になると机の上にタブレットや鞄を置いたまま長時間席を開ける人がいるが、見ているこちらが心配になる。
まあ、私みたいに見ている人がいるということは、逆に安全なのかもしれないが、他の話したこともない客に勝手に監視役を期待するのは、いささか楽観的すぎはしないだろうか。

準備と移動にかかる時間

「図書館へ自習しに行こう!」と思い立ってもすぐには出発できない。
やはりそれ相応の準備が必要になる。
そして、それには多少時間がかかるだろう。
自宅の作業机から必要なものをカバンに入れて、帰ってきたらまたそれを机に出す。
時間の無駄ではないだろうか。
それに、もしも忘れ物をしたら……
実際、私も普段使っているボールペンを持って行き忘れて、図書館で作業できず結局読書だけして帰った経験がある。
(その際の読書はすこぶる捗ったので、やはり図書館では本を読むのが一番いいと実感した)
 
ボールペンを取りに帰ればよかったのかもしれないが、私が通っている図書館は自宅から歩いて45分かかる。
(もっと近い図書館もあるが、小さくて自習席が無いに等しい)
往復で90分、それこそ時間の無駄に思える。
そして、忘れ物があろうとなかろうと、図書館に行く時点で、それだけの時間を使っているのだ。
その時間を自宅での作業に使えば、もっと多くのことができそうなものである。

終わりに

というわけで、私は図書館は読書をするところと割り切ることにした。
持って行くのは読書中の感想などを書き込むメモとペンだけ。
それなら準備にも時間はかからない。
 
自宅だと作業に集中できないという人もいるだろう。
その気持ちはわかるし、それで図書館に行くのも構わないが、個人的には自宅でも作業に集中できる環境作りに力を入れる方がオススメだ。
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