楽天経済圏という言葉が生み出されるくらい、楽天のサービスを利用しているとポイントが貯まる。
貯まる分には一向に構わないのだが、問題は「期間限定ポイント」の使い道。
無料で手に入ったポイントとはいえ、1ポイント=1円と考えれば、使わないまま消えていくポイントがもったいなく感じてしまう。
かと言って、期間限定ポイントが惜しくて余計な買い物をしてしまっては本末転倒。
そこで、今回は無駄にならない楽天の期間限定ポイントの使い道をご紹介。
いくつか紹介していくが、私の一押しは実店舗での買い物。
楽天でんき
毎月必ず発生する支払いである光熱費。
この支払いに楽天ポイントを使うことができれば、毎月自動で期間限定ポイントを消化することが可能になる。
電気の自由化により、楽天が参入した電気が「楽天でんき」。
もちろん支払いに楽天ポイントを利用可能。
期間限定ポイントも使える。
電気を「楽天でんき」にしてしまえば期間限定ポイントの使い道に毎月悩む必要はなくなるだろう。
しかし「楽天でんき」他の電気サービスと大きく異なる点が。
それが基本料無料。
電気料金には基本料金と従量料金があるのだが、楽天でんきには従量料金しかない。
極端な話、電気を全く使わなければ電気代はゼロということだ。
これだけ聞くと、電気の利用料が少ない人ほどお得ぽいですが、実際は逆。
基本料金がない分、従量料金が高めになっていて、少量の利用であればむしろ高くなってしまう。
だから公式サイトでも「使うほどお得」という表現をしているのだろう。
また、関西圏であれば関西電力は基本料金がかなり低いので、楽天でんきで基本料金をゼロにしたとしてもお得感が薄い。
下手に楽天でんきに変えると電気代が高くなる可能性もあるくらい。
電気利用料から電気代をシミュレートして、得するようなら楽天でんきに切り替えるのはアリだろう。
似たようなサービスとしてインターネット回線の「楽天ひかり」があるが、こちらはどうやら楽天ポイントでの支払いには対応していないよう。
また、10月26日からスタートする「楽天ガス」にも注目したいところ。
楽天モバイル
必ず毎月の支払いが発生するサービスで楽天でんきの他に楽天が提供しているサービスが「楽天モバイル」。
以前は「スーパーホーダイ」や「組み合わせプラン」という料金プランがあり、通話なしのデータSIMであれば最低のベーシックプランを月500円ほどで契約できたのだが、楽天回線の登場により新規受付は終了してしまった。
問題は、利用しているスマホが楽天回線に対応しているかどうか。
私のメイン端末は「iPhone SE(第1世代)」です。
楽天モバイルのサイトで端末別に対応状況を確認できる。
予想はしていたが「iPhone SE(第1世代)」は使えなかった。
一応サブ端末としてAndroidも保有しているのだが、毎回メインのiPhoneをテザリングで接続するのも面倒……
もしも持っているスマホが楽天モバイルに対応しているのなら、楽天モバイルに乗り換えて、支払いに楽天ポイントを使うのはアリだろう。
実店舗での買い物
私が最もオススメする期間限定ポイントの消化方法。
楽天ポイントで買い物というと、楽天市場での買い物が真っ先に思い浮かぶ人が多いかと思う。
しかし、楽天ポイントは意外と多くの実店舗で利用することができる。
その中にはドラッグストアや家電量販店もあり、日用品を楽天ポイントで購入できる。
もちろん期間限定ポイントの利用も可能。
歯磨き粉、シャンプー、石鹸、洗剤など、日常生活に欠かせない消耗品があるはずだ。
それを楽天の期間限定ポイントで買ってしまえばいい。
楽天ポイントに関係なく、必ず必要になるもの。
これなら期間限定ポイントを使うために無駄な買い物をしてしまうこともないだろう。
月に一回、ストックが切れそうな日用品を購入するだけ。
絶対に無駄にならない買い物だ。
期間限定ポイントの消化のためだけにここまで紹介した楽天でんきや楽天モバイルに切り替えるより、ずっと手軽で堅実だと思わないだろうか?
だから私は実店舗での日用品購入を期間限定ポイントの使い道として一番オススメしている。
まとめ
というわけで今回は、楽天の期間限定ポイントの手軽な消化方法をピックアップして紹介した。
楽天市場での買い物だと送料がかかったり、送料を無料にするためにまとめ買いになったりと、期間限定ポイントの消化のために大きな買い物をしてしまいがち。
しかし実店舗なら1個から買えるから、例えば歯磨き粉なら150円くらいだろうか。
期間限定ポイントの消化にぴったりだ。
楽天ポイントアプリを毎日起動するなどしていれば、月150ポイントほど貯まるはず。
もちろん、元から予定していた買い物を楽天市場でするのはOKだが、期間限定ポイントがもったいなくて余計な買い物をすることだけは避けたいところだ。