ビルドンブング

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自分だけやり込んでいたデビルチルドレンシリーズ

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このテーマで2つも3つも記事を書くつもりはなかったんだけど……
ゲームばかりしていた子供だったから、いざとなると色々と思い出が蘇ってきてしまうのだ。
普段ゲームの記事や思い出話の記事なんて滅多に書かないから、この機会に書いてやろうという算段もあるかもしれない。
さて、多分最後になるであろうゲーム思い出記事は「デビルチルドレン」だ。
世代によってはよく知っているし、プレイしていたという人も多いはず。

持ってる人は多かった

人気ゲームではなかったと思う。
実際、女神転生シリーズはずっと続いているのに、それを子供向けにしたはずのデビルチルドレンシリーズは続いていなからだ。
なのに当時は、とある理由で「光の書」か「闇の書」を持っている人は多かった。
そのとある理由とは——
オリックスは前代未聞のファンサービスで観客動員増を狙う。15日から始まる対西武3連戦で、ゲームボーイアドバンス用ソフト『真・女神転生デビルチルドレン闇の巻』(定価4800円)を各日先着1万人に無料配布する。26日の対日本ハム戦、9月15~17日の対西武3連戦でも同ソフトを先着5000人に配布予定。合計5万本、総額実に2億4000万円相当の大盤振る舞いだ。
 
というわけで、いつの間にか友達のほとんどがデビルチルドレン、通称「デビチル」を持っていた。
私は配布されたものをもらったわけではない。
周りがみんな持っていたからという理由だけで買ったのだ。
子供の釈迦とはそういうものだ。
別に欲しいものでもないのに、みんな持ってるから、流行ってるから、という理由だけで買わなければいけないように感じてしまうのだ。
その点、今は自分のためだけに自分が本当に欲しいものだけを買えているので、幸せかもしれない。
(単に友達がいないだけでは、という疑惑を見て見ぬふりしながら)

自分だけやり込む

きっかけは望んだものではなかったが、やはり当時の私はゲームをプレイするという行為そのものが楽しかった。
だからデビチル(最初に買ったのは「闇の書」)もかなりやり込んだ。
  • 気づけば周りがとっくに飽きて他のゲームやゲーム以外のことに夢中になっているにも関わらず、私だけはデビチルをやり込んだ。
  • 現代で預けて未来で受け取る育て屋を何周もさせてデビルのステータスをカンストさせたり——
  • クリア後ダンジョンで出るアンクーというデビルをひたすら仲間にして、パートナーに合体させて強化し続けたり——
  • CPUとの100連戦を何度もプレイしたり——
  • 周回用にソフトを購入して(箱なしの中古なら数百円で買えた)ストーリー上1体しか手に入らないデビルをメインロムに移したり——
ゲーム内でできることはとにかく何でもやり尽くす勢いだった。
あそこまで1つのゲームに夢中になったのは、デビチルだけだったかもしれない。
ポケモンのように年々続編が出るわけでもなかったから、そうせざるを得なかったとも言える。
まあ、実は続編があったのだが……

情報収集の手段が乏しかった時代

当時の小学生の情報収集能力の乏しさだ。
今ならネットが発達しているし、小学生でもスマホを持っていたりする。
自分が欲しい情報を探しに行くことができる。
しかし当時は違った。
外から入ってくる情報がなければ、何もわからない状態だったのだ。
しかし、もうすぐ中学生になろうかという頃、父親のパソコンをたまに触らせてもらえるようになる。
パソコンといっても、ネットサーフィンくらいのものだ。
色々と自分の興味あることを調べる中で、ふとデビチルについても調べてみたのがきっかけだった。
なんと、光の書・闇の書の続編として炎の書・氷の書があることを知ったのだ。
特にテレビCMはしていなかったように思うし、当時の私の情報源と言ったらコロコロコミック程度だったので、そこに取り上げられないようなゲームは存在も知らなかったのだ。
それに、周囲にも続編を買うほどのデビチルプレイヤーがいなかったので、耳にも入らなかったのである。
父親に頼んで、ヤフオクで炎の書・氷の書を手に入れた。
しかし、この頃には3値の存在も知ってポケモン廃人への道を歩み出していたので、デビチルの方は図鑑を揃えたくらいで終えてしまった。
闇の書をやり込みすぎて、もう一度パートナーを1から強化しようという気になれなかったのもある。
(デビルの交換は過去作である光の書・闇の書ともできたのだが、パートナーだけはできなかった)

終わりに

多分、実家を探せばまだソフトは残っていると思う。
DS以降のゲームは売ってしまったが、アドバンスのソフトは箱もないし、バラ売りが難しそうだし、そもそも市場価値があるのかどうかも怪しいし……
だから売りたくても売れなくて燻っているはずだ。
まあ、いざデビチルを手放すとなると、少し躊躇してしまうのもある。
かなりやり込んだので、それをほいほいと手放せるだろうか。
いや、今の私ならきっと手放すと思う。
今はすっかりゲームをしなくなってしまった。
ゲームを手元に置いておくことすら危険に感じる。
それは、当時のデビチルを一人でひたすらやり込んだ経験から、自分がゲームにハマるとヤバいことを知っているからなのかもしれない。

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