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【映画プリキュアオールスターズF】期待を超えて良かったぞ

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本日2023年9月15日はプリキュアの20周年記念映画公開日である。
あまりこのブログで大々的に取り上げることはないけれど、プリキュアは私が一番好きといっても過言ではない作品なので、当然映画も公開日に見に行く。
1回だけだと「この1回で内容を把握して頭に入れないと」と気負ってしまうので2回見に行く。
1回目は頭を空っぽにしてただただ楽しむ。
2回目は1回目の内容を頭の中で整理して、もう一度じっくり見たいシーンや確かめたい箇所を決めたり、結末を知った上で改めて最初から見ることで気づくこともあるだろう。
というわけで2回見た上での感想を書こうと思ったのだが、できるだけありのままの感想を残したいと思ったので、1回目と2回目、それぞれの直後に感想を書くことにした。
上記の「内容を頭の中で整理する」作業も兼ねていたりする。

1回目視聴後

現在2023年9月15日の11時過ぎである。
先ほど朝一で映画を見てきた。
「泣くだろうなー」と思っていたけど案の定泣いた。
多分、過去のプリキュアを見ていれば見ているほど感動すると思う。
だって過去作の名シーンが流れてくるんだもの。
そこから引っ張られて今までのあれやこれやを連想、今画面に映っているプリキュアが乗り越えてきたものを意識させられて余計に涙が……
といった具合になる。
もちろん周年記念映画なので過去のプリキュアは全て登場する。
というのはあらかじめ察していた。
そのあたり、15周年記念の時もオールスターだったので、20周年記念でオールスターにならないわけはないだろう。
(YouTubeに上がってるキャストトークでもチラッと全員出るという発言があったし)
 
気になっていたのは声がついているかどうかである。
15周年記念のオールスターメモリーズ(1年ちょっと前にテレビで放映されたやつ)は多かれ少なかれ全員が喋った。
今回はというと、まあ、その点は残念だった。
それでも主役は全員喋ったし、それに向けての期待値の上げ方も良かった。
メインビジュアルに出ているメンバーは当然喋るとして、オールスターが登場するクライマックスよりも前に、他のキャラクターも回想シーンなどでチラッと喋るのだ。
だからそのシーンを見た時点で「メインにいないキャラも声がついてる!」とワクワクするのである。
クライマックスに向けての話をするなら、歴代主人公が登場する演出も良かった。
今までのオールスターものは最初から合流してことの解決にあたるか、クライマックスで一気にドドンと登場するパターンである。
それを1作品ずつピックアップするように少しずつ主人公が集まってくるのだ。
最初はキュアハートだったのだけれど、あの頃のままのハートがそこにいて、そこから怒涛の歴代ラッシュに完全に持って行かれた。
それにオールスター、特に登場人物が多いものにしてはストーリーがまとまっていたと思う。
メインビジュアルにいるメンバーに焦点を絞ることで、過去にいくつか見られた「詰め込み感」はなかった。
短い上映時間の中で綺麗にまとまっていたと思う。
敵側の背景やプリキュアが集まる動機も無理がなかったし(映画特有のお祭り感が良い意味で控えめだったということ)、何よりキャラの個性やシリーズのテーマがしっかりと表現されていた。
たまにあるのだ、物語の展開のためにキャラが少し捻じ曲げられたり、過去のキャラが雑に扱われることが……
それは見ていて感じなかったということである。
少なくとも衝撃を受けたりイライラすることはなかった。
ミルキィローズが初めて画面に映ったところくらいだろうか。(あれはあれで誰かがあの役割を担わなければいけなかったので仕方ないとは思う←でもそこまで気になるものでもない。強いて言えばの話)
80分もない上映時間であそこまでの内容にする難しさは今までの映画のいくつかから何となく察しているので素直に感心したし、嘘みたいに充実した80分であった。
これで面白くなかったら「午後からのチケットも取ってるのに……」となっていたがそんなこともなく、ただただ午後からの2回目も楽しみである。

2回目視聴後

まあ大まかな感想は上記の1回目視聴後に述べてしまったし、あまり細部について述べてネタバレオンパレードな記事になるのは避けたいし、記事としての文字数もかなり多めになってしまっているので2回目視聴後の感想は手短にしよう。
といっても感動は1回目で伝えた通りである。
2回目で案の定泣いてしまった。
やはりキュアハートの登場シーンからの怒涛の流れが耐えられない。
1回目を踏まえて「ここをよく見ておこう」的なものを考えてはいたのだが、見ていたらそんなものを忘れて見入っていた。
しかし隅から隅まで楽しもうと思ったら円盤の購入まで待たないといけないだろう。
最後のオールスターでの戦闘シーンなんて一時停止して確かめたい箇所の連続だ。
HUGっと!プリキュア第37話のTV版オールスターズのバトルシーンと同じようなものと考えてもらって構わない。
もちろん今回はTVではなく映画なので、出番は一瞬だがちゃんとキュアエコーやキュアモフルンも全身が映る。
そういうところも含めて、ただただ円盤を購入してから逐一確かめていきたいシーン盛りだくさんなのだ。
正直、あと何回でも見れる。
入場者特典で一番推しのGo!プリンセスプリキュアのクリアカードが出るまで通い詰めたいくらいである。
(金銭的な理由と、熱が冷めたらクリアカードを持て余すことが目に見えているから実行しないけれど)
しかし朝イチの時間、スクリーンに入ったら2番目だった。
そして出たカードがMaxHeartの2番目だったので、カードは放映順になっているのかもしれない。
なっていたところで私にはそれをどうにか活かしてGoプリのカードを手に入れる手段はないけれど。
ちなみに2回目はヒープリだった。

ただ、子供が本気で映画を見ながら応援している様子を一度生で見てみたいという気持ちがあるので、休日のどこかでまた行くかもしれない。
復活したばかりだから劇中で露骨に「ミラクルライトを振ってね!」みたいな演出はなかったので、当時のミラクルライトほど盛り上がらないのかもしれないけれど。
その辺りは明日からの休日の様子が気になるところである。
というわけで、このブログでは珍しい趣味全開&ただの映画の感想記事でした。