せっかくNintendo Switchが自宅にあるのに、プレイできるゲームはファッションドリーマーだけである。
そのファッションドリーマーも発売から1年が経過したところで新規イベントもなくなり、仮にイベントがあったとしてもただの作業と化していたので、特に楽しいこともなく、すっかり遠ざかっている。
そんな中、YouTubeでたまたま塊魂のプレイ動画を見た。
懐かしい。
小学生の頃ずっとプレイしていたものである。
と言っても、やっていたのは初代の塊魂だけで、その続編は未プレイ。
無性にやりたくなって、Switchでダウンロード版を購入した。
ちょっと息抜きにゲームをするのもいいかな、と思ってのことである。
しかし、息抜きにならなかった。
購入したのが夜の7時くらいで、そこから12時間ほど、つまり徹夜でプレイした。
2作品ともにエンディングまで行き、やり込み要素の導入部分くらいを終えて朝になっていたわけだ。
もちろん、その日の生活ルーチンを守れるわけもなく、午後からずっと寝ていた。
グズグズである。
本来であれば日常生活の合間の息抜きとしてプレイするつもりだったのだけれど、新しいゲームを買うととりあえず行けるところまで進めようとしてしまう。
子供の頃からそうだった。
ここ数年でも、ポケモンソード&シールドの発売日から3日ほど徹夜したこともあった。
息抜きに少しずつ、というプレイができない性格なのだろう。
ダーッとプレイして、ある程度まで進めたら飽きてしまう。
これではとても息抜きにゲームなんてできない。
あるいは、プレイするゲームのジャンルが悪いのだろうか。
そういう隙間時間にプレイするのに特化したようなゲームもないわけではないと思う。
スマホゲームなんかはそちらに近いのではないだろうか。
けれど、そもそもゲームに時間を使うことに対して懐疑的である。
「これが何になるのだろうか」と考えてしまう。
そのゲームに使った時間を思い返して「何をしていたんだろう」と考えてしまう。
そもそも向いていないのかもしれない。
面白い小説を読んでいた方がまだ有意義に思う。
なんなら漫画でも構わないし、アニメを見るとか、そういうせめて何かしらインプットになるようなことの方が、やはり自分を納得させられる。
見る人が見たら窮屈な人に思われるだろうか。
けれどゲームをノルマのようにプレイしている人を見ると、そちらの方が何かに支配されているように見える。
各個人が満足できていれば構わない話ではある。