ビルドンブング

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退職した後の送別会に行ける図太さがある?

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大学を卒業してからずっと働いていた会社を3月いっぱいで辞めた。
その際に有志による送別会はあったものの、部署全体の送別会はなかった。
なぜなら、毎年4月の中頃に新しく来た人も含めて「歓送迎会」を行うからだ。
部署異動した人なら異動後のそういったイベントにも参加できるだろう。
けれど辞めてしまった人は、どうなのだろうか……

まずもって歓迎会は迎えられる人が、送別会は送られる人が参加費を取られないのが通例である。
ということは、歓迎対象や送別対象の参加者が多いと、他の参加者の負担額が増えるということである。
歓迎と送別の気持ちは大切だとは思う。
特に歓迎に関してはこれから関わる人なのだから。
けれど送別について、特に退職となると今後関わる可能性がある人はごく少数に限られる。
お互いそれをわかっていて、果たして心からの送別ができるだろうか。
仕事でほとんど関わっていない人の送別会への参加は、気持ちとしては「義理」に近い。
正直、挨拶に来られても困るし、送別される立場としても「挨拶くらいはしておかないと」という気持ちで話しかけに行くことになる。
もちろん表面上は和やかな会話をするだろうけれど、お互い内心では「面倒だな」と感じるのではないだろうか。

そんな具合だから、先述の通り送別対象の参加者が増えると他の参加者の負担額が増えることも踏まえて、参加しない方が良いのではないか、と考えてしまう。
まあ負担額云々は言い訳で、自分が面倒だからそういう方向の言い訳を考えているだけかもしれないけれど。
しかし参加してしまうとみんなの前で挨拶をしなければならない。
そういうのがとても苦手だ。
みんなの前で話すくらいなら、お世話になった人にだけ個別に挨拶して回る方がよっぽど良い。
というか、それならやりたい。

結局、義理で参加する人や、他の送別対象の人のために参加した人にも気を遣わなければいけないという状況が個人的にとても面倒に感じるのである。

そんな状態で果たして「送別される立場だから参加費無料だし」とかそんな気持ちだけで参加できるだろうか。
その参加費を払っているのは他の参加者なわけで、その参加者の中にはお世話になったわけでもない人もいるわけで……

まあ、どうせ辞めてしまったらそういうことに対して文句やら不平を言う人と関わることもないから、私が好きなようにすればいいだけなのか。
この考え方が一番図太いような気もする。