習慣の話である。
一時期はなかなか歯磨きの時間を確保できないでいた。
そのせいで、人生初の虫歯、というほどではないけれど、危うい歯があるらしく、月に1度通っている歯医者で毎回フッ素を塗られるようになった。
歯磨きのタイミングについては何度考えたことがあるけれど、今はシャワーの後で安定している。
キッチンで歯磨き後のうがいをするようになって、歯磨きのタイミングが自由になったおかげである。
シャワーの後の習慣を実行できない最も大きな理由は「寝てしまうから」である。
どうして寝てしまうのかというと、眠たいからだ。
夜であれば当たり前なのだけれど、しかし「眠いなあ」と感じて実際に横になって寝てしまうのは、いつだって座っている時だ。
夜に座ると眠気が加速して、そのまま寝てしまう。
だから最近はシャワーの後にドライヤーをして、その後すぐ座るより前に立ったまま歯を磨くようにしている。
そうすると「シャワー→歯磨き」の流れが定着して、シャワーさえ浴びればそのまま流れるように歯磨きもできるようになった。
別tに、歯磨きの間図と立っていなければならないわけでもない。
とにかくシャワー後に立っている状態から歯磨き粉をつけた歯ブラシを口に咥えるのである。
そうすれば、その後座っても歯は磨くし、口の中が歯磨き粉で溢れている状態で寝てしまうこともないから、必然的に歯磨きは終わらせる。
立った状態から歯ブラシを口に咥えれば、実質的に歯磨きを遂行したに等しいわけだ。
さて、次に洗濯物干しである。
歯磨きの最後は必ずキッチンに行ってうがいをするわけで、そのタイミングでキッチン横の洗濯機から洗濯物を取り出して、洗濯物干しに続けられればとても綺麗だ。
しかしなかなかそうはいかない。
シャワーを浴びて歯を磨いて、それでもまだ洗濯が完了していないからである。
前の洗濯機であればそれくらいの時間で洗濯が終わっていたが、今の洗濯機に変えてからは洗濯にかかる時間が長くなっている。
すすぎ洗に力を入れている機種だったような気がするので(ナイアガラビート洗浄)、その作業に少し時間を要しているのだろうか。
洗濯にかかる時間ではなく、洗濯の時の音の静かさで選んでいるのだから、その点に関しては文句はない。
ただ、歯磨きを終えてから洗濯が終わるまでの間に空白の時間が生まれるというのが厄介だ。
この空白の時間をうまく埋められるとシャワーから歯磨き、洗濯物干しという寝る前に最低限やっておかなければならないことを連続的に、連鎖的に、流れるように終えることができるのだけれど。
何かこの空白の時間でこなせる家事があるだろうか。
座ってやる作業は眠くなるからいけない。
先日スタンディングデスクを復活させたところである。
これにより立ってできる作業に幅が増えた。
色々と試しながら、この歯磨き〜洗濯物干しまでの時間に毎日こなせる何かを見つけたいところである。