ビルドンブング

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財務省解体デモに行ってきた

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2025/02/22、近畿財務局前での財務省解体デモに参加してきた。

みんなの前で話すことはしていない。
参加者の声をずっと聞いていた。
開催時間は14時〜17時で、最初の1時間が最も人が多かっただろうか。
時間と共に減っていった印象。
それでも最後まで200人くらいは残っていただろうか。
まあ、3時間もずっといる必要はないと思うし、何よりとても寒いし、短時間だけでも来てくれる人がいるだけでありがたい。

みんな怒りが溜まっているようだ。
その怒りの吐口がなかったわけだが、それがついに「財務省解体デモ」という形で現れたといったところ。
「意味がない」と言われるかもしれない。
けれど、居ても立っても居られない人が多いのである。

私もそうだ。
「このままじゃダメだ」とわかってはいるのだけれど、何もできないでいた。
選挙に行くくらいがせいぜいか。
しかし選挙結果は芳しくない。
先日の千代田区選挙には期待していたけれど、結果、当選には及ばなかった。

www.tokyo-np.co.jp

 

私のような力のない一般市民は、何もできないし、何をすればいいのかもわからない。
ずっともどかしい気持ちだった。
そこに財務省解体デモがついに大阪でも開催となると、目の前に「とりあえずやれること」が現れるわけだから、用事がなければもちろん参加するだろう。
しかも遠くではない。
中には別の県からわざわざ来ている人もいた。

参加者の声を聞いていて涙が出た。
ちゃんと理解している人が他にもいるんだという感動。
そんな人たちが報われていない現状への悲しみ。

デモに意味があるのかどうかは置いておいて、そこに多くの人が集まるという事実が嬉しかった。
この動きが広がれば、必ずどこかで何かが動くという予感も得られた。
大阪での開催は今回が初めてだったけれど、東京の方では回数を重ねるごとに参加者が増えている。
ついにテレビ東京が財務省解体デモを報道した。

txbiz.tv-tokyo.co.jp

 

ちゃんと動いている。
ちゃんと進んでいる。
こういったことを進めてくれている主催者に乗っかるだけで「自分は行動を起こしている」と言うのは烏滸がましいところではあるのだけれど、一般市民が簡単に乗っかれる場を用意してくれることに感謝しているし、そういった機会があれば積極的に参加していきたいと思っている。

参加者がいる、耳を傾けている者がいる、そんな様子を素知らぬ人々に見せることに意味があると思っている。
デモの中を通り過ぎていく通行人がいる。
中には嘲笑のような顔をする者もいる。
それでも、これだけの人数が集まっているという事実を見せられたのなら構わない。
何かしらの印象は与えられただろう。
知ってもらえただろう。

今回のデモに限らず、新党くにもりの街頭演説なんかも出会したら長時間聴くようにしている。
大半の人が通り過ぎていくだけだ。
そんな通り過ぎる人たちに「真剣に聴いている人がいる」という印象を少しでも与えられればと思っての行動である。

とにかく、もっとたくさんの国民に動いてほしいという希望がある。
知ってもらいたい。
そのためには目立たなければならない。
その力になれることはやりたい。
それくらいしかできることがない。