キーボードと手書きメモの両立を考えて悩んでいた頃が懐かしい。
今は大きなライティングデスクマットを敷いて、その上にキーボードを置いている。
ライティングマットの位置を気にせず、キーボードを自由に配置できる。
だからガッツリ入力作業の時はキーボードを手前に持ってくるし、手書き作業の時は奥へ移動させる。
手前でメモを書きながら、ちょっとした入力を奥のキーボードで行うことだってできる。
そもそもの原因は下敷きだったと思う。
下敷きを使っていると、キーボードを手前に持ってくる時には下敷きを別の場所へ移動させなければならなかった。
だから手書きとキーボードの作業入れ替えが面倒になることを悩んでいたのだ。
最初からデスクマットにしてデスクの広範囲に敷いてしまえば良かったのだ。
それでもキーボードをいちいち移動させる手間は残るけれど、実際に運用してみて、それはたいして気にならなかった。
ちなみにマウスの位置は固定である。
この辺り、左利きであるおかげで右側に配置されたマウスが手書き作業の際に邪魔になることがなくて重宝している。
それにテンキー付きのキーボードと並べることを前提にしているから、マウスの位置が若干右寄りになるのもある。
そしてデスクマットは左寄りにしている。
これにより、手前にキーボードを置きながら、その左側でちょっとしたメモを、なんてこともできるわけだ。
思えばキーボードスライダーを導入したり——
結局シンプルなデスクマットに落ち着くという、側から見れば「何を遠回りしてるんだ」と思われるような結果に終結した。
いやあ、デスクマットなんてデスクをオシャレに見せるだけのもだとか、トラックボールマウスを使ってるからマットなんて必要ないとか思っていたけれど、製品として存在してそれなりに展開しているのだから、ちゃんとした有用性はあったわけだ。