買い物をすればブログに書くことはたくさん生まれるのだけれど、買い物をせずに淡々と過ごす日常の中では、なかなかブログのネタは生まれにくい。
それでも一応毎日更新を謳っているので、何かしらの記事を書き続けなければならない。
ブログのネタはアプリにメモしていて、別に減っていくことはなく、むしろ日に日に増えているのだけれど、書きやすそうなものから記事にして消化してしまうので、ネタ帳を開いても「これで1,000文字近い記事を書けるのか?」と不安になるようなネタばかりになりつつある。
しかし、5年ほど1日1つの記事を更新していると、意外とどんなことでもそれなりに文章は書けるようになる。
問題は、書くことへのモチベーションだ。
いざブログを書こうと思ってネタ帳を開いても、先ほどの「これで1,000文字書けるのか?」を先に考えてしまって、それが難しいと理解しているから、なかなか手が動かない。
そういう時の書き殴りだ。
一時期やっていた習慣を再開する。
いわゆる「ブレインストーミング」である。
ネタ帳の中から1つ選んで、それについて連想ゲームみたいにひたすら何かを書き出していく。
順序は気にしない。
順序立てて整理するのは後の清書のタイミングだからだ。
そうやってとにかくA5用紙を1枚埋めてやる。
そうしていざデジタルで記事を書き始めると、スラスラと書けるのだ。
そりゃあ、A5用紙1枚を埋めるほどの内容が手元にあるのだ。
それを整理してちゃんとした文章に起こせば、自然に1,000文字程度にはなろう。
といっても、書き殴ったメモを見ることはほとんどない。
書き殴りをした直後であれば、メモを見なくてもほんの少し前に考えていたことだから覚えている。
それに書きながら「清書の時はどういうふうに話の流れを作ろうか」と無意識に考えているからか、わざわざ考え直さなくても書き始められる。
自然に頭の中で情報の整理がされているのだろうか。
冒頭の通り、ネタが尽きることは心配していないけれど、ピンポイントだったり密度の小さいネタがどんどん溜まっている。
それでも、思いついたらできるだけすぐに記事にしてしまった方が良い。
厄介なのは、数年前にネタ帳に残したけれど、結局記事にしないまま残り続けているネタだ。
今更記事に起こせるだろうか?
考えが古くて、今の自分には適用できなかったりする。
だから、たとえ小さなネタでも、思いついてからできるだけ早いタイミングで記事にしてしまった方が、後から腐ることがなくなるのだ。
そんな小さなネタを記事レベルの文章量に押し上げるツールとして、私はA5用紙を埋める書き殴りを活用している。