ビルドンブング

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水を多めに使ってご飯を炊く

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お粥は消化に良い食べ物らしい。
風邪を引いた時なんかに食べるよね?
ここ何年も(10年単位で?)風邪を引いていないからわからないけれど。

消化に良いなら普段からお粥にすれば良いのでは?
と思うけれど、どうにも味気ないイメージがある。
消化が良いということは吸収が早いということでもあるので、米の糖質を吸収する速度が上がって、食後の血糖値上昇が急激になる可能性もあるのではないか、と思わなくもない。
けれど夜に食べる場合は睡眠の質を上げるためにさっさと消化して欲しい気もする。
食後血糖値の方は、食事の前に食物繊維を摂取するとかで対策もできるけれど、そもそも食物繊維により血糖値上昇を緩やかにするのは食物繊維の消化されにくさに起因する効果であるから、やはり消化の速さと血糖値の急上昇は反比例する関係のように思える。
「思える」というのは私の感覚的な話であって、科学的な裏付けがあるわけではない、という意味であるから注意。
少なくとも私が感じる私の体においては、上記のような感覚があるから、自分には適用している。

さて、要約すると消化が良くなると血糖値の上昇は普段より急激になるけれど、胃を空っぽにするまでの時間が短縮できる、というわけだ。
朝ごはんなら、その後昼寝するまでの6時間ほど活動するので、食後血糖値は緩やかに上がってほしい。
普段通りの炊飯でOKだろうか。

一方で夜に食べる場合は、多少の糖尿病リスクを許容して、消化を早めた方が胃を殻にして眠ることで睡眠の質を高められることに期待したい。
自分の体のことなのだから、自分で試してみればいい。
幸いなことに、ご飯を炊くときに入れる水の量を増やすだけだから、何かを用意しなくてもすぐに試すことができる。
というわけで、何度か水を多めにしてご飯を炊いてみた。

お粥だと個人的に食べにくいので、気持ち多くする程度である。
いつも0.8合くらい炊くのだけれど、水の量は1合分にする感覚である。
1合当たりなら1.25合分の水を入れるのと同じか。

もちろんその程度の水増量では柔らかめに炊けるだけでお粥にはならない。
それに、どうせ卵かけご飯にするのだから、少しくらいシャバシャバしていても結果的に気にならなくなる。
むしろ小さめの卵でも全体に混ざりやすいのはメリットか?

 正直なところ、しばらく水を多めにして炊いたご飯を食べてみてハッキリと分かるような変化は感じられなかった。
食後の眠気なんかはその日の体調や過ごし方にもよるし、消化の速さも、別に食べる量は変わっていないのだから、具体的に感じることはできない。

普段から意識しておいて「今回はちょっとでも早めに消化して欲しいかな」というときに水を多めに炊くようにしよう、という心持ちくらいの結果である。
まあ、水を入れすぎてもお粥になるだけで、食べられないわけではないから、メリットがあるなら取り入れていきたい習慣である。

もう少し長期的な傾向観察が必要なようなので、何か感じることがあったらまた記事にしよう。