先日、スタンディングデスクを手放したくて、プロジェクター台を購入した話をした。
結果的にエレコムのプロジェクタースタンドを購入したわけだけれど、具体的に商品の仕様あるいは使い勝手を紹介する。
とはいえ、買ったばかりでほぼ使っていない状態だ。
一通り触ってみてのファーストインプレッションであることにご留意お願いしたい。
自由な高さ調整
最初、商品説明を見た際に3段階の高さ調整しかできないような印象を受けた。
(画像引用:Amazon)
けれど、実際はパイプを4本繋ぐ構造となっていて、そのパイプの固定位置は自由だ。
だいたい65〜160cmくらいの間で自由にできるということである。
調整自体はネジを緩めて、希望の高さでネジを締めるだけなので簡単だ。
特定の高さでロックがかかるタイプも楽ではあるけれど、そちらは高さが自由にはならない。
用途を考えれば自由な高さにできる方が有用かな、と思う。
天板の角度調整ができない
これはプロジェクタースタンドとして利用する際の方が問題になるかもしれない。
天板はただネジで固定されるだけの構造であり、その周辺に角度を調整する機構はない。
三脚が水平に設置されている前提というわけだ。
他のプロジェクタースタンドを見ていると、天板の角度調整ができるものはあるし、それができないことはAmazonレビューでも指摘されている。
(画像引用:Amazon)
私はノートPCを置くために購入したから、その点はあまり気にならないけれど。
というか、角度調整の必要がないなら、その機能がオミットされている方が安定感は上がるはずだ。
代わりに、天板の縁が気になる。
このように縁の部分が皿のようになっている。
上に置いたものが意図せぬ落下するのを防げて良いだろう。
置くものとそれを触る場合に、邪魔になることもあるかもしれない。
まあ、ノートPCスタンドを使えば良い。
これならどんなに薄いノートPCでも縁より高さをつけることもできるし、角度もつけることができる。
前述のデメリットは解消されるわけだ。
折り畳んで収納できる
畳めるということ自体は三脚タイプのスタンドであれば当たり前のことだけれど。
とりあえず収納袋が付いている。
畳んだ三脚をその収納袋に入れられるのだ。
ただし三脚部分しか収納できず、台の天板(というか鉄板)は別で保管する必要がある。
まあ、持ち運びは考えていないからいいけれど、もしも「収納袋が付いていて持ち歩ける!」という謳い文句に惹かれる場合は注意
それと収納袋に入れる際は、三脚のパイプを全てではないがバラさないといけない。
繋いだまま一番短い長さにして脚を畳めば入りそうだったけれど、入らなかった。
なのでいちいちパイプを抜いてバラして袋に入れなければいけない。
ちょっと面倒だけれど、まあ使用頻度は多くないので許容することにする。
収納面では使用頻度が高いユーザーにはオススメし難い。
まとめ
購入経緯の記事で説明したけれど、ビデオ通話などの際に立ったまま自由な場所に配置できるスタンディングデスクのようなものが欲しかったのだ。
そして、そのシーンにおいて、別にスタンディングデスクでなくてもノートPCを胸くらいの高さに置けるようなアイテムであれば要件を満たせる。
そこでプロジェクタースタンドというわけだ。
私の目的においては、今回購入したエレコムのそれで十分に目的は果たせる。
これで何の心配もなく折り畳みのキャスター脚昇降デスクも手放せよう。