まあ、せっかくデスク環境を整えたのだから、そういうこともできるわけだ。
iPad miniをディスプレイに繋いで画面を目の前に出力。
手元の左側にはメモ用のコピー用紙を置いて。
手元の右側にはご飯を置いて。
さらに右にはマウス。
奥にはキーボード。
基本的には手元のメモで考えを整理して、その結果をiPadのタスク管理アプリに入力する。
ちなみに私は左利きだから、手書き用の紙が左に置いてある。
食べながら何かをすることに対する是非はあるけれど、食事のスピードを意図的に遅らせることができるのはメリットだろう。
早食いは血糖値を上げる要因であるが、意識してゆっくりと食べるのは難しい。
お腹が空いていれば尚更だ。
何か作業をしながら、その合間にご飯を一口食べるといった食べ方なら、自然に食事のスピードは下がる。
一方で、食事を楽しめなくなる可能性があるのがデメリットだろうか。
しかし、何かをしながらの食事の中ではかなり健全な部類ではないだろうか。
動画を見ながらダラダラ食べるとか、音楽やラジオを聴きながら食べるとのとは少しわけが違う。
むしろ、そういった受動的なコンテンツに頭を使わないから、意外と考え事が捗ったりするのである。
食べ終わる頃には、食後にやるべきことが明確になっていたりする。
動画を見ながらとかラジオを聴きながら食べていた時は、食べ終わってから「さて、何をしようか」と考えるところから始まっていた。
しかし食べながらタスクを整理していると、自然に食後にやることがはっきりしてくる。
これが思ったより効果的で。
食後は体がリラックスモードになってしまうのか、考え事をしていると眠くなってくるのだ。
しかし、考え事を食事の間に終わらせておけば、目の前には「やること」が決まっている。
その決まったことをこなすので、考える要素は少ない。
食後からいきなりテキパキ動けるわけだ。
そう考えれば、一口に「ながら食事」と言っても、健全な「ながら食事」もあるとは思わないだろうか?
箸やスプーンとペンを交互に持ち替えながらゆっくりと頭と口を動かす食事は悪くないと、個人的には感じている。
積極的に取り入れてみた方が良い習慣に思えている。