ずっと無印良品で購入したハンカチを使ってきた。
ハンカチを常にポケットに入れて携帯するようになったのは、そのハンカチを買ってからだ。
つまり、無印良品のハンカチが意識して使うようになった最初のハンカチであり、他のハンカチの使い勝手をあまり知らない。
それに、無印良品の製品ともなれば、それなりに品質も高いものと思われる。
そんなハンカチだけれど、購入から2年半以上が経った。
ほとんど毎日使っているので、それなりに汚れてきたし、一番よく使っている面は破れてもきている。
そろそろ買い替え時な気がする。
それに「一番よく使っている面がある」という状態があまりよろしくない。
本来であれば満遍なく全面を使うことで劣化を遅めることができたはずだ。
けれど、該当の無印良品のハンカチは、一角がメガネ拭きになっているのである。
当然、メガネ拭きの部分で濡れた手を拭いてもほとんど水分を吸ってくれないので、畳んでポケットに入れる際は、そのメガネ拭きの部分が内側になるように畳む。
つまり畳み方が毎回同じなのである。
となれば当然、ポケットから出して手を拭く際の面も毎回同じになる。
これが、一番よく使っている面が生じる理由と、それにより一部だけが極端に傷んでしまった原因である。
さてさて、そんな問題のメガネ拭きだけれど、2年半以上もの間このハンカチを使ってきて、メガネを拭いたことは一度もない。
自宅にいるときは自宅に常備しているキョンセームで拭く。
外出する際は、メガネケースも持って行くから、そのケースに入っているメガネクロスで拭く。
だからわざわざハンカチの、それも広げないといけないメガネ拭きの部分を使う機会がなかったわけだ。
となるとどうだろうか。
購入時は「ハンカチにもメガネ拭きにもなるなんて1つ2役、一石二鳥じゃん!」と思っていたものだが、前述の通りそれによる局部の劣化というデメリットにさえなっている。
どうせメガネ拭きとして使っていないなら、別に普通のハンカチで良い。
普通のハンカチなら、100均にも売っている。
100円なりの品質かもしれないけれど、100円なら気軽に買い直せる。
ハンカチの性質上、どうしても汚れたり傷んだりすることは避けられないわけで。
だったら別に100均のハンカチをこまめに買い替えるのでもいいと思う。
こまめに買い替えるなら、古いものを窓拭きなんかに使えるというリサイクルも考えられよう。