「常備している」と言えば聞こえは良いけれど、その実ただただ「自宅で使わなくなったものを会社用に格下げした」というだけの話である。
ACアダプタ一体型モバイルバッテリー
Ankerの製品で、今ではわりかしメジャーになったACアダプタ一体型モバイルバッテリーの初期モデルだ。
当時、その目新しさに購入したものの、結局はモバイルバッテリーとACアダプタは別個に持ち歩く形で落ち着いた。
明らかにどちらかしか必要のない場面もあって、その時に一体型を携帯するのは余分な荷物とも言えるからだ。
そんな製品だけれど、会社に常備しておく、つまり持ち歩かないとなればやはり便利である。
コンセントから電源を取る時にも、会社の機器をモバイルバッテリーで使う時にも役立つ。
巻取り式マルチケーブル
一時期、巻取り式のケーブルにハマって、全てのケーブルを巻取り式にしていた時期がある。
今はナイロン製のケーブルをぐるぐるしてポーチに放り込んで携帯。
ナイロン性だとほとんど絡まらないので、わざわざ本体の巻取り部が野暮ったい巻取り式を持ち歩かなくてもいいかなと至った。
そんな巻取り式のケーブルだけれど、マルチタイプ(microUSB がベースでtype-C、Lightningのアダプタがついている)のものは会社に置いておくとたまに使う場面が出てくる。
先のACアダプタ一体型モバイルバッテリーと組み合わせれば、あらゆる機器に給電できるからだ。
Apple Watch専用モバイルバッテリー
「ACアダプタ一体型モバイルバッテリーと組み合わせれば、あらゆる機器に給電できる」とは言ったものの、唯一の例外がある。
それがApple Watchだ。
会社に徹夜する時なんかは確実にApple Watchのバッテリーが残り少なく、あるいはなくなってしまうので、充電できるに越したことはない。
過去に外泊用に購入したBelkinのApple Watch用モバイルバッテリーを会社に置いている。
今は自宅でモバイルバッテリーにもなるApple Watch充電スタンドを使っているから、単体でモバイルバッテリーが必要なくなってしまったのである。
古いタイプなので充電はmicroUSBとなっているけれど、先述の通りマルチケーブルがあるから問題ない。
これで、会社において給電問題で困ることはない。
「常備しているガジェット」なんてタイトルにしつつ結局は給電関係のアイテムばかりになってしまったけれど、もしもプライベートから1軍落ちしたガジェットがあったら、会社用にするのはアリである。