ビルドンブング

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理想のフットレストは竹だったのか

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デスクとチェアを整えて「さあこれで快適に作業できるぞ!」と思った矢先のことである。
「長時間作業をしていると足がだるい……」
まあ、ちゃんと休憩時間を設けて、定期的に立ち上がってストレッチでもしていればいい話ではあるのだけれど。
ついつい作業に没頭してしまうこともあるし、足のだるさから「少し横になって休もう」からの寝落ちも少なくない。

順当に、フットレストでもあれば変わるかな、と思った。
楽天市場でざっと目ぼしいものを検索。
最初にピンと来たのはこれだった。

2段になっていて、下段に軽く足を載せて一般的なフットレストとして使ってもいいし、上段に載せればリラックスモードにもなれそうだ。

と思っていたのだけれど、デスクの奥行きを甘くみていた。
私は壁際にデスクを置いている。
それでも作業スペースの広さと、足元の空間の必要性を知っているから、奥行き70cmのデスクを選んだ。
(多くのデスクが奥行き60cm)

 足元も普通に座って作業する分には十分な奥行きである。

けれど、椅子の座面と同じくらいの高さのフットレストに足を載せて伸ばせるほどの奥行きではない。
結局、2段のフットレストを買っても、上段に足を載せる機会は減っていった。
最初はフットレストを少しずらして、つまり足をデスクの対角線状に伸ばすようにしてどうにか使っていたけれど、フットレストを移動させるのも手間だったし、目の前の画面を見るために首を横に向けないといけないので足は楽でも首が疲れるといった理由から、使わなくなっていった。

となると「2段であることが売りのフットレスト」だったのが、1段の、つまり一般的なフットレストと変わらない用途になり、それだったら「1段でもっといいフットレストがあるだろう」となる。
実際、下段しか使わないなら、それはそれで最高に快適とは言えなかった。

再び楽天市場を探してみるが、ピンとくるものは見つからず。
範囲を広げてAmazonで探してみると、竹製のフットレストを見つけた。

 

レビューを読んでみてもなかなか好評。
竹のしなりや素材感、通気性などが受けているようだ。
高さも最大にすればそこそこ。
足を載せる部分がアーチ状なのも良い。
(2段のやつはブロック状だったのだが、足裏がフィットする感覚がなかった)

で、先日のプライム感謝祭にて購入して、それから1週間ほど使用しているわけだが、普通に快適である。
劇的ではないけれど、馴染みが良い。
竹製なのもあるし、やはり足が綺麗にフィット、触れた感触も竹らしくサラサラと気持ち良い。
可動式ではないし、高さも3段階から選ぶ方式で自由ではないけれど、逆に足を載せても動かず、最適な角度を考えなくていいと思えばメリットにもなるか。

ひとまず、座っている時の足の置き場として気になることなく使えている。
「気にならない」というのが大事だ。
使っていて、つまり作業中に足を載せていて、フットレストのことを考えてしまうようでは作業の邪魔になるのだから。