フリマアプリとジモティーの違いは、直接会って受け渡しすることだろう。
地元のフリマアプリ・ジモティー
JIMOTY, INC.無料posted withアプリーチ
だからこそ利益から送料が引かれることはないし、0円で出品(譲る)することができる。
フリマアプリに出しても売れないようなもの、捨てるのが惜しかったり面倒なもの、送料を考えたら売っても損するものなんかはジモティーを使えば手放すことができる。
さて、直接会って受け渡すということは、相手がどんな人か見ることができるということ。
また、事前に受け渡しの場所や時間を決めなければいけないので、相手とのメッセージのやり取りも多い。
フリマアプリなら、購入のお礼メッセージと、発送後の連絡くらいで済むし、内容もほとんど定型なのでやりやすい。
これがジモティーになるとなかなか厄介で、どうにもこちらの言いたいことが伝わっているのかどうか怪しい返事が来たり、逆に相手の言いたいことをこちらが理解できているか不安になるようなメッセージが来る。
文章の質が低いのはまあ、あまり感情的にならず、淡々とやり取りするようにしているけれど、そもそも文章の意味が分かりにくいのは、こちらが不安になるので困ったものだ。
特に、無料で出品した商品に来るメッセージはなかなか豊かである。
まず、無料の時点でそこそこのメッセージが来る。
「無料ならもらう」という人が意外と多いようだ。
使わないものだったら私は無料でも欲しくないけれど、私の母親なんかは「タダならとりあえず貰っとく」というような考えの人だったので、そういう人が一定数いることは知っている。
私もそんな母の影響を受けて、子供の頃はいろいろなものを抱えていた気がする。
まあ、そういう人がいるおかげで、こちらは不要になったものを捨てずに簡単に手放せるのでありがたい。
ちなみに、そこそこのものであれば1,000円や2,000円くらいに設定しても意外と欲しいと言ってくれる人はいる。
この前のデスク(定価1万円ほど)なんかも、1,000円で引き取ってくれる人が現れてくれた。
そして、こういう金銭が発生する場合は、相手の人となりもどことなく穏やかで丁寧だ。
どうしても、無料のものをとりあえず欲しがる人というのは、スーパーの特売に群がる人のようながめつさをどこか抱いてしまう。
偏見だろうか?
母親を重ねているだけだろうか?
まあまあ、こちらは手放すのが厄介なものを簡単に手放せて、相手は無料で何かを貰えるわけだから、表面的にはウィンウィンな関係ということで、あまり深く考えなくてもいいことだろうか。