「まだ使えるんだから買い替える必要なんてないじゃん!」というのは私の母親も同じ考えで、というか、母親がそうだから私もそうなっていたのかもしれない。
しかし、先日ドライヤーを買い替えた。
買い替えたいとは思っていなかったのだけれど、いくつかの条件(特に安く買えること)が重なって、結果的に買い替えた。
9年ぶりの買い替えとなったので、ほぼ10年だろう。
それからシャワーを浴びた後は必ずそのドライヤーを使っているわけだが、正直なところ「これならもっと早く買い替えておけば良かった」っと感じている。
まず風量が全然違う。
前に使っていたのも風量(風の強さ)を売りにしていたドライヤーだったけれど、やはりそれは「9年前の製品の中で風量が多い」ということだ。
10年くらいあれば技術が進んでいる。
今売られているドライヤーの「風量が多い」は9年前に売っていたドライヤーの「風量が多い」とは比べものにならなかった。
おかげで髪を乾かすのに使っていた時間が短縮されたし、他のドライヤーとしての機能も進化しているのだろう、髪の癖が減ったように感じる。
ドライヤー以外に何か変えたわけではないから、きっとドライヤーのおかげなのだろう。
といった具合で、10年あれば技術が進歩しているから、たとえその家電がまだ使えたとしても買い替えた方が色々とメリットが多いのだろう。
省エネ化の技術が進んでいたら電気代が下がるかもしれない。
10年前の燃費の悪い家電を使い続けるよりも、長い目で見ればお得だったりして。
というわけである程度古くなったら、まだ使えても家電は買い替えた方が良いのだな、と思って自宅を見回してみる。
洗濯機も今年買い替えたところだ。
冷蔵庫は持っていない。
他に大きな家電といえばエアコンくらいである。
3年ほど前に今の家に引っ越してきて、最初から設置されていたエアコンだけれど、いつ頃購入されたものなのだろう。
また家電量販店の株主優待に使い道を見つけられなければ、買い替えてみてもいい気がする。
しかし、エアコンとなると引越しの際の所有権とかがややこしそうだ。
現状、不便はないけれど、不便がなかったのはドライヤーも同じだし。
もしも今の家に住み続ける、という確固たる意志を持てるなら、買い替えてもいいだろうか。
買い替えた結果すぐに引っ越すことになって、次の住人に最新エアコンをプレゼントしただけ、みたいなことにはなりたくないし。