10月から接種開始予定のワクチンの話である。
8月の頭くらいにちょっと気になって検索してみたのだが、厚生労働省のサイトをはじめとして、公共的なサイトばかりが検索結果の上位に来ていた。
ふと、先日、つまり9月の頭(前に検索してから1ヶ月が経ってから)にもう一度「レプリコンワクチン」で検索してみた。
すると、レプリコンワクチンの接種に異議を唱えるようなサイトが検索結果の上位に来た。
最上位は相変わらず厚生労働省だったけれど、
検索結果の2番目に来ている日本看護倫理学会の声明発表による影響が大きいのだろうか。
検索結果の下の方を見ていくと、レプリコンワクチンを接種した方の入店をお断りします、というような旨のことを書いたお店のページもあったりする。
これは良いことだと思う。
ワクチン接種の良し悪しは置いておいて、このように各人が考えて、その結果が誰でも検索してすぐに見つかるという状況だ。
「国が接種を推奨しているワクチンだから」と無条件に受け入れてしまう人もいるだろう。
無条件に受け入れるのと、自分で調べて考えて受け入れるのとでは違う。
こういった「反ワクチン運動」とも言える行為は、人に考える機会を与えるだろう。
「お店に入れなくなるなら摂取しない」と相変わらず短絡的な考えをしてしまう人もいるだろうけれど……
まあ、そういうのは仕方がない。
「考える生産者」と「考えない消費者」に二分されたような現状の日本である。
ここ数年の話だ。
いつまでも「考えない消費者」のままでいられるはずがない。
考えざるを得ない状況になるか、考えなかった結果の報いを受けるか、近い将来そのどちらかの結果が訪れると私は思っている。
だからまあ、あまりSNSで持論をぶちまけたりせず、静かに待っていればいいだろう。
自分のことだけ考えていればいい。
身近の大切な人にだけ、ちょっとムキになって説いてあげればいいと思う。
ネット上だけの顔も知らない人のために感情的になるのはエネルギーの無駄である。
さて、この記事はどうなのだろう。
私としては「ふとレプリコンワクチンで検索してみたら検索結果が前と違ったからブログネタにでもしよう」と思って書き始めた文章でしかない。
文字数稼ぎのために思ってもないことを書いているかもしれない。
詰まるところ「感情的にならず自分のことだけ考えておけばいいのよ」という話になる。
考えられない人に「考えろ」と言っても、その方法を知らないのだろうから意味がない。