先日、帰宅したらドライヤーが床に落ちていた。
先日は鏡が落ちていたし、帰宅したら何かが落ちている最近である。
見ると、ラックに設置していたドライヤーホルダーが壊れているではないか。
まあ、少し亀裂が入っていることは気づいていたので「ついに壊れたか」といった感じ。
実はこのドライヤーホルダーは100均で購入したものだ。
それも５年以上前に買ったものである。
シリコン製であることと、値段が100円であることを鑑みれば、これだけの年月持てば十分だろう。
というわけで100均に同じドライヤーホルダーを買いに行った。
問題は、５年以上前に買ったものと同じものが売っているかどうかだったのだが、ちゃんと売っていた。
普通に便利だから定期的に売れ続けているのだろう。
しかし、同じじゃないものもあった。
なんと金属製である。
前のドライヤーホルダーはシリコン製故の劣化が原因で破損したわけだ。
それでも５年使えた。
金属製であれば半永久的に使えるのではないか。
と思って購入して設置してみたのだが……
どうなんだろうか。
前までは斜め手前方向にドライヤーの持ち手が飛び出していて、抜き取りやすかった。
同時に、しまう時もあまり位置を気にせず、ポンとドライヤーをホルダーに入れるだけでよかった。
それはシリコンの柔らかさがなせる技だったのだと思う。
こうして金属製のものに置き換えてみると、ある程度ちゃんと位置を定めて入れなければいけないし、抜く際もドライヤーが垂直になっているので、少し抜きにくい。
まあ抜きにくいのはこうしてラックの天板ギリギリの高さに設置しているのもあるけれど。
例えば、パッケージに書かれているように洗面台の足元の収納扉に取り付けるとかなら、位置も低いので垂直でも出し入れしやすいかもしれない。
とはいえ、今まで使っていたのと違うものに変えたのだから、最初は違和感を感じて当然である。
「慣れていない」というだけで、それ自体が「使いにくい」と決まったわけではない。
しばらく使ってみて、それでも「やっぱり使いにくいかな」となったら前のと同じシリコン製のものを買いに行くとしよう。
「100円なら」という油断である。
これがもっと高級なものだったらそうもいかない。
まだまだ購入前のシミュレートが足りていないなと思う。
