ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中

状況によって消費側にも生産側にもなるという自覚はあるか?

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これはカップラーメンに付いていた油の小袋と、カップうどんに付いていた七味の小袋の写真である。

開封済な上、生活環満載の台所で撮影されているのは気にしないでほしい。
さて、油の方には「お召し上がりの直前に入れてください」との記載がある。
つまりお湯を入れて3分待って、食べる前に入れるものということだ。
一方で、七味の方には入れるタイミングの記載がない。
量に関する注意があるだけだ。
これでは七味をどのタイミングで入れればいいのか分からない。
まあ七味は味というよりは辛味を加えるようなものなので、別にお湯を入れる前でも後でもいいのかもしれない。
なんとなく後に入れるイメージがあるので後に入れたけれど。
なにしろ普段そういうものを使わない、という話を展開したら長くなり過ぎたので別の記事にした。

 今回の記事で取り上げたいのは「常識的なことがまだ逐一記載されているわけではない」ということだ。
ある程度の年数を生きている人であれば、こういった「注意書き」が少しずつ増えているように感じていると思う。
おそらく消費者がクレームをつけたり、今までは各個人が「不親切だな」と思うだけだったのが、SNSで広がって、同意する人が現れて、同じように考えている人が「たくさんいるように見える」ようになったことが原因と思われる。
行き過ぎると逆に不自由になることは明白なのだが、その「少し先」のことすら考えられない人が増えているのも問題だろうか。
それに近いことは先の薬味やドレッシングの記事でも書いたことだ。
まあ、私もあまり人のことは言えないが、少なくともこうして意識して気をつけようとはしている。
意識すらしていない人が多すぎるのだ。
だから逆に、七味を入れるタイミングが書かれていないことに安心したのである。
もしも「お好きなタイミングで入れてください」などの記載がされるようなことがあれば、誰かが「いつ入れればいいのか分からないぞ!」と文句を言ったか、メーカーがそれを危惧したということになる。
なお、この記事は文句ではない。
そう、この安心を発信したくてこの記事を書いた。
「そんなのいちいち書かなくても常識だろう」「そこまで書かないといけないのか」とメーカー側はもう少し強気に行ってほしいものだけれど、なかなかそうもいかない世の中なのだろう。
ほら、不自由になっていないだろうか?
誰だって、どこかで生産する側の立場になるはずだ。
SNSなんかも有益無益は置いておいて、何かしらの情報を発信しているわけで、「情報の生産」とも言える。
その立場になった時、色々と気を遣っていないだろうか?
それが「不自由」であり、各々が作り上げた現状だろう。
著名人のブログが炎上したという話は聞くけれど、一般人のブログが炎上したという話は聞かない。
このブログというメディアは一般人にとってはまだ比較的安全なようだ。
見る側のアクセス方法の違いによるところが大きいだろう。

 もしもブログというメディアも危険になれば、私はさっさと辞めるつもりだ。