結論から言うと、まあ成功はした。
鏡を置くスペースはないけれど、全身が写る鏡が欲しい、という理由で購入したアクリルミラー。
1セット4枚入りで、それを縦に並べれば全身が写る。
けれど横幅が少し足りないと感じたので、追加でもう1セット購入し、4枚を2列にしていた。
その右側の列の4枚を、左側に移動させたくなった。
先日のデスク環境改変による調整である。
アクリルミラーそのものは両面テープで壁に張り付いているだけなので、剥がして貼り直せばいけるだろう。
そう思って剥がしてみたのだが、思ったよりテープの粘着力が強かったみたいで、壁紙ごと剥がれてしまった。
ただ、これはそういう事態を想定せず勢いに任せて剥がしたからだ。
ちゃんとゆっくりと時間をかけて丁寧に剥がせば、被害は抑えられた。
けれど、壁紙を全く傷つけずにとはいかなかった。
どうしても少し壁紙も一緒に剥がれてしまう。
そしてもちろん、テープに壁紙がついていると、その部分の粘着には期待できなくなる。
最初は別として、できるだけ丁寧にアクリルミラーを剥がして、新しい壁に貼り付けた。
壁紙を一緒に剥がしてしまうような粘着力である。
丁寧に剥がした分についてはちゃんと壁に接着できた。
問題は、壁紙が付着してしまったテープである。
できるだけそういうテープが四隅のうち下2つになるよう配置して貼り付けた。
のだけれど、ある日、帰宅したら何枚かのミラーが落下していた。
やはり厳しかったようだ。
それでも、改めて壁に貼ることはできる。
念入りに、壁を押すようにしっかりと押し付けた。
そのおかげか、落下はあれ以降発生していない。
地震でも起きたら確実にまた落ちるだろうけれど。
しかしさすがアクリルミラー、ガラスじゃないから落ちても割れない。
ただし、落ちた衝撃を受けた角の部分はなんだか潰れたみたいになっていた。
まあ、ほんの少しの端の部分だし、そこまで厳密にしっかりと全身を写したいわけでもないから気にしない。
それを気にするならそもそもアクリルミラーは向いていないし。
どうしても気になったり、落下が頻発するようならまた買い直すしかない。
安くはないが高くもない。
しかし、剥がれてしまった壁紙はどうしようか。
引越しの際に少し修繕費を取られてしまうだろう。
いっそのこと引っ越しを考慮しないという手も考えられる。
というか、最近は引っ越すことを考えなくなってきた。
今の家に住み続けたいと思うようになってきた。
地理的にも環境的にも不満はないし。
だからこそ折り畳めもしなければ運ぶのも一苦労な重たいデスクとラックを買ったのだけれど。