なんて幸せな悩みだろう。
どうやら米の値段が上がっているらしい。
もう1年以上米を買っていないから知らなかった。
けれど毎日ご飯を炊いて食べている。
全ては株主優待のおかげである。
直接的に「お米がもらえる」という株主優待はない。
(調べていないだけであるのかもしれないけれど)
実態は「カタログギフト」の優待、あるいは「地方特産品」とか、そういう株主優待である。
カタログギフトをもらったことはあるだろうか?
結婚式に呼ばれたりするともらえるだろうか。
日常生活ではわざわざ自分で買ったりはしないだろう。
カタログギフトを介するより目的のものを直接買った方が安上がりだし種類も多い。
しかし株主優待となると話は別で、欲しいものがそうそうピンポイントでもらえる優待は少なく、バリエーションを持たせようとした結果、カタログギフトとなるようだ。
そしてカタログギフトにはほぼ確実に「米」がある。
(玄米がないのが残念だけれど)
というわけで、カタログギフトが株主優待でもらえる株をそこそこの銘柄数保有していて、そのカタログギフトで例外なく米を選ぶから、どんどん米が届くわけだ。
とはいえ、カタログギフトだからタイムラグがあるだけで、米の値上がり・品薄の波はいずれカタログギフトにもやってくるだろう。
そうなればカタログギフトでもらえる米の量が減る、さらには米そのものがカタログギフトの掲載から消えてしまう恐れもある。
まあ、その時はその時である。
カタログギフトから全ての食品が消えるとは思えないから、何か別の食べ物を頼めばいいか。
どう考えても保存が効いて万能な米が最強だと思うのだけれど。
とりあえず、しばらくはすでに届いている米でやっていけそうではあるけれど。
その間に米の値上がりには落ち着いてもらって、今と変わらずカタログギフトで安定して米がもらえる状況になっていて欲しいものである。
そもそもまだカタログギフトで米がもらえない状況にはなっていないけれど、そうなるかもしれないという可能性を考えておくことは悪いことではないはずだ。
親と金に限らず、何事もいつまでもあるとは限らないのである。