最近、小説を書いている。
趣味の一環として思いついた時に書くことはあったけれど、今は書こうと意識して書いている。
大きな理由はブログを会社で書くようになったからだろう。
(就業時間中ではない)
それまではもっとプライベートな時間をブログに割いていた。
それがなくなったので、ぽっかりと空白の時間ができてしまったわけだ。
深掘りすれば空白の時間ができた。
その時間で何をするのか、色々考えたり実際に試してみたりしたのだけれど、小説が一番安定していた。
まず、特殊な用意が必要ない。
ノートパソコン、あるいはスマホとキーボードさえあればいつでもどこでも書ける。
これはブログと同じだ。
だからブログに使っていた時間を埋めるのにはうってつけである。
次に、どうにかできるということ。
ブログもそうだけれど、小説も好き勝手に書ける。
好き勝手に書け過ぎて、それが難しさになるくらいだ。
だから今まで小説が趣味で留まっていた。
このブログの毎日更新のように、義務感を持って、嫌々でも書くという行為ができないでいた。
それでもこのブログは続いている。
続けられるようになった。
このブログだって、当初は記事を一つ書くのに2時間とか要していたのだ。
今は文章だけなら15分で書ける。
約1,000文字を15分である。
ここに期待がある。
今、私は小説を3,000文字書くのに、90分〜120分を要している。
それでも、ブログから確率した自己コントロールを応用すれば、書き切ることはできている。
これを続けるうちに、小説も今のブログみたいに書けるようになるのではないか、というのが期待である。
「特にネタがなくてもサクッと記事を書ける術」や「構成を練らなくても考えながら1,000文字の記事を書ける術」なんかが小説でも確率するのでは。
ブログでは、そうなるのに大体2年ほどかかった。
小説もそうだろうか……
最低でも朝と夜、3,000文字を2回書いている。
その瞬間はとても面倒臭いし、どうしてこんなことをわざわざ望んでやっているのだろうという後悔もあるけれど、書けたら書けたで満足感が得られる。
幸いなことに私は我慢強くてルーチン通りの生活をするのが好きみたいだから、これが完全なルーチンになって、次第に効率化されて楽になることを、やはり期待するばかりである。
未来の自分を信頼している。
少なくとも、今の自分よりは信頼できるのではないだろうか。
それは丸投げとも言う。