さて、ライスミルクなんてどうだろう、と思って電動ミキサーを購入したものの、結局やめたという話を今年の頭にした。
だが、実行せずに想像だけで諦めていただけ。
あれから時折、何かのきっかけで「ご飯をミキサーにかけて飲んだ方が効率的じゃないだろうか」と考えてしまうことがあった。
だったら一度試してみよう、ということでやってみた。
生米を砕く→失敗
最初、私は米を2時間ほど水に浸けて、柔らかくしてからミキサーにかけることを試した。
容器に米と水を入れる。
2時間経つと米が水を吸って柔らかそうになる。
それをミキサーにかけて完成!
と思ったのだけれど、いざ飲んでみたら芯のような硬い部分が沈澱していて、それはとても飲めたものではなかった。
炊いた米を砕く→失敗
芯が残っているなら炊いてからミキサーにかければいいじゃない!
というわけで、炊いた米と水、味付けに塩を用意。
これをミキサーにかけるわけだが、米が多かった。
パッと見た感じでは飲めそうだが、実際はドロッとした米になっただけである。
とても飲めるようなものではなく、結局スプーンで掬いながら食べた。
これが絶妙に美味しくなくて。
もちろん味は炊いたご飯なのだが、水を混ぜている分、薄くなった感じで、普段の普通に炊いた米の味と比べるとなんだか気持ち悪くなってしまう。
かといって処分するのは勿体無いのでどうにかこうにか食べ切ったわけだが、結局美味しくないのを無理やり食べていたので、普通に炊いたご飯を食べるより時間がかかってしまった。
そもそも時短のためにミキサーを使っていたので、これでは目的を成せない。
というわけで炊いた米でもダメだった。
結果→諦めた
炊いた米を試す前に、どうせ水を混ぜてミキサーにかけるのだから、最初から水を多めに炊いてお粥状態にすれば良いのでは、なんて考えていたのだが、先の炊いたご飯での実践結果から、根本的に味というか舌触り、食感の部分で無理だと思ったので諦めた。
本来ライスミルクはもっと少量の米で作るもの(ネットで調べると米の5倍程度の水がいるとか?)なので、1食分の米で作るようなものではないのだ。
レシピ通り少量の米ならほとんど液体になるので飲みやすくはなると思う。
それだと私の目的にそぐわないので試さないけれど。
というわけで、私は米をミキサーにかけて飲むことを諦めた。