普段食事制限をしておいて、一定の頻度で制限無く好きに食べる日を作る。
その日を指して「チートデイ」と言う。
目的は、食事制限をすると体がエネルギー節約モードになって代謝が下がってしまうので、定期的に栄養をたっぷり補給する日を作ることで「節約しなくても大丈夫だな」と体に認識させ、代謝が下がるのを防ぐことだ。
だが代謝云々は私にはどうでもいい。
それに私はトレーニーじゃない。
ジムには通っているが、基本的にランニングマシンしか使っていない。
他の理由でチートデイの導入を考えているのだ。
平日の食事がうまくとれない
弁当を作って持って行くのは面倒だし、買って食べるのは割高だから、私は仕事がある日は昼ご飯を食べずに昼寝している。
なので食事タイミングは朝か夜になる。
朝食べる場合、食べ過ぎると午前中の仕事の効率が下がるし、そもそも朝にたっぷり食べるための時間を確保するのも難しい。
夜食べる場合、時間はたっぷりあるものの、夜の時間を使うことは睡眠時間を削ることに等しい。
おまけに、胃と頭が食べたものの消化に使われてしまうので、食後2、3時間は空けてから寝ないと睡眠の質が下がってしまう。
となると、朝と夜にわけて1日2食、少量を食べるのが良いという結論になるのだが、作業効率や睡眠の質に影響がないくらいの少量となると、明らかに1日に必要な摂取量に届かない。
結局、平日はカロリー不足、つまり食事制限状態に自動的になってしまっているのである。
ゴールがあると我慢できる
と言いつつ、たまにどうしようもなく食欲が押し寄せてきて、耐えきれずに暴食してしまうことがある。
基本的に夜の話だ。
朝は出勤というタイムリミットがあるので、延々と食べ続けるようなことにはならない。
しかし、夜の暴食は必ず後悔する。
睡眠の質は下がって、起きたときの気分は悪いし、そんなことだから午前中の仕事も捗らず、その分残業することになって帰るのも遅くなるし……
良いことなんてないのだが、それがわかっていても暴食してしまうのだ。
しかし、その対策は簡単である。
ゴールを用意することだ。
それすなわちチートデイである。
「あと何日我慢すればチートデイで好きなだけ食べられる」と思うだけで、不思議と我慢できるのだ。
睡眠時間を減らそうとしていた時期に、同じような経験をしている。
このことから、ゴールを用意することによって日々の制限がうまくいくということを知っているのだ。
導入するにして考えるべきこと
じゃあ「チートデイ導入だ!」とはならない。
いろいろと考えないといけないからだ。
パッと思いつくだけで以下の3つ。
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チートデイの頻度
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何を食べるか
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どれくらい食べるか
何も考えずに週に1回チートデイをしていても、栄養の偏りは起こるし、カロリー計算をしていないとぶくぶく太っていく。
まずは普段の摂取カロリーをしっかりと算出して、基礎代謝や消費カロリーと合わせてチートデイで摂取すべきカロリーを算出。
そこから逆算してチートデイの頻度を決める必要があるだろう。
ああ、もう、こうして書いているだけでも面倒だ。
やっぱりチートデイは向いていないのだろうか?
終わりに
思いついたときは「グッドアイデア!」と自分を褒めたものだが、具体的に実行するとなると、色々と気を遣わないといけなそうだ。
かといって平日の食事を増やすのも難しそうだし、チートデイの導入、そしてチートデイ以外の対策、両方を平行して今後も考え続けていきたいところである。