電動エチケットカッターを購入した
「エチケットカッター」という名前になっているが、正直に言えば「鼻毛カッター」である。
「鼻毛カッター」だと店頭に並んだときに不細工だから「エチケットカッター」にしているのだろうか。
ネット通販の方が主流の現在においては、ズバッと「鼻毛カッター」と言い切った方が分かりやすくて良いような気がするが。
では、いつものように購入に至った経緯をさらっていこう。
リンクルリッパーじゃダメだったのか？
さて、このブログの熱心な読者で有れば「どうして電動を……？」と思っただろう。
しかしこのブログの熱心な読者なんていないので、誰も何も思わなかっただろう。
だから「リンクルリッパー」という魔法つかいプリキュアを連想してしまう名前のアイテムを私が買っていたことなど、知るよしもない。
上記の記事で「鼻毛カッターはリンクルリッパーが最適解！」というような趣旨の発言をしている。
にもかかわらず、結局は無難でベターで変哲のない電動鼻毛カッターに乗り換えたのだ。
リンクルリッパーに感じた不満は２つ。
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切れ味があまり良くない
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時間がかかる
切れ味については、まあ、細い毛なら難なく切れるのだが、時たま現れる極太鼻毛には少し苦戦することがある。
構造上、仕方のないことだとは思うが、使っていて少しストレスに感じることがあった。
それに時間もかかる。
切れ味が良くないから時間がかかるという面もあるが、それだけではない。
一度の動作で切れる量が少ないので、鼻の中にリンクルリッパーを入れて、細かく位置を変えながら何度もグリップをにぎにぎしないといけないのだ。
仮に切れ味が凄まじかったとしても、切る動作の回数がそれなりに必要なので、時間はかかるだろう。
電動でも手入れが楽なカッターはある
リンクルリッパーの良い点もある。
電気を一切使わないアナログツールなので、丸洗いできることだ。
手入れは一切必要なく、使い終わったらそのまま水道で丸洗いして、タオルで水を拭って置いておくだけで良い。
電動だといちいち分解して掃除したり、ものによっては定期的に給油しないといけなかったりで、なかなか手入れが面倒くさいイメージだ。
しかし中には水で洗える電動エチケットカッターもある。
その一つがパナソニックの「ER-GN31-K」だった。
これは特に手入れの楽さをアピールしている商品で、カッター部分の下のギアを回すことで、水洗いモードにできるのだ。
この状態でヘッドのカッター部分に水を流すと、カッターの内側を通って、剃った毛と一緒に穴から放出されるという寸法である。
（出典：Panasonic）
まあ、構造は使用者側にとってはどうでも良いことで、とにかく使い終わったらそのまま水で流して内側の掃除を済ませられるということだ。
お金か時間か
手入れが楽となると全てにおいて電動カッターの方が優れているように思われるが、唯一、コストが異なる。
電動はその名の通り電力により駆動するので「」なら電池を入れなければならない。
機種によっては電池ではなく充電式のものもあるだろう。
どちらにせよ、電力を何らかの方法で供給するため、電池を買うか、電気代を払う必要がある。
その点、アナログなカッターだと使用コストはゼロだ。
いくらでも使い放題である。
また、電動と違って故障するリスクがほぼ無い。
変な力を加えたり、うっかり高いところから落とすなどして形状が変わってしまうようなことが無ければ、永遠に使い続けることができるのだ。
電動だと、どういった仕組みになっているか把握できていないし、把握できても自分で修理できるとも限らず、メーカーサポートが無料かどうかも謎である。
だから電動を使う方がお金はかかるのだ。
しかし、鼻毛を切る時間が圧倒的に短縮されるし、前述の通り手入れも楽にできる。
鏡の前でリンクルリッパーを鼻に突っ込んで何度もパチパチと鼻毛を切る５分くらいの時間が、電動エチケットカッターのおかげで１分で済むようになったのである。
この時間短縮には、多少の電気代や電池代を払う価値があると私は判断したまでのことだ。
終わりに
そもそも、リンクルリッパーはクラウドファンディングで購入したアイテムである。
試供品レビューをしているようなサイトもあったような気がするが、試供品を貰っている時点で、あまり悪いことは言えないのかもしれない。
つまり、実際に使用した人の本音の感想が得られないまま購入することになる。
このあたりが、クラウドファンディングの不安要素だ。
実際、いかにも便利だとアピールされていたリンクルリッパーを手放す結果になったわけで……
しかし便利な製品もあるから、一概に「クラウドファンディングで買わない方が良い」と言えないのも難しいところである……
まあ、沢山売れて評判も良い製品だったら、クラウドファンディング終了後に一般販売されるか、他のメーカーが類似品を出すので、それを待ってから買うのが得策かもしれない。
と、ここまで書いた時点で、これはクラウドファンディングの良し悪しとして別の記事にまとめた方が良いなと思ったので、電動エチケットカッターの記事としてはここで終わりにしておく。
