24時間自由に使えるジムに通っている。
なんて言うとバキバキにトレーニングしているようにも聞こえるが、そんなものはしていない。
ランニングマシンで走ったり歩くか、休憩スペースで作業をしているだけだ。
だが、ジムには色々なマシンがある。
いくつか試してみたのだが、エアロバイクが良い感じだった。
トレーニングにではない。
読書にピッタリだったのだ。
眠くならず疲れにくい
いざ読書をしようとして座って本を開いても、ついウトウトしてしまう。
そんな経験はないだろうか。
実際、座って読むよりもスタンディングデスクで立って読む方が、個人的には読書に集中できると感じている。
しかし、立って読むと足が疲れる。
座って読むと眠くなるし、立って読むと疲れてしまう。
だがエアロバイクなら、座ってられるし、足を動かしているので眠くなりにくい。
疲れることは疲れるが、ペダルをこぐスピードを調整することで、負荷を弱めることもできる。
少なくとも、ずっと立っているよりはペダルをこいで動かしている方が楽である。
左右交互に力をかける動きなので、瞬間的とはいえ片方の足が力を入れているときにもう片方の足が休めるからだろう。
上半身が動かず疲れない
ジムにおいているエアロバイクは背もたれがあるタイプだった。
こういうやつである。
(実際はジム用なのでもっとしっかりした作りをしている)
この背もたれがありがたい。
上半身を完全に背もたれに預けられるから、ペダルをこぐ足以外が疲れない。
また、ランニングマシンを歩きながら読書するのと違って、上半身が動かないから目線がぶれず、文字が読みやすい。
電子書籍限定
このエアロバイク読書だが、欠点が1つある。
紙の本が読めないということだ。
まあ、絶対に無理というわけではないのだが、あまり現実的ではない。
本を開いたまま押さえる道具を使う手もあるが、そんなものをいちいちジムに持って行くのは面倒だし、他の利用者の目も気になる。
つまり、図書館で借りてきた本を読むのは難しい。
自分で買った電子書籍を楽しむ場合に限られる。
タブレット端末がいいだろう。
スマホだと画面に表示される文字数が少ないので、ページめくりが頻繁になる。
すると手を動かす回数が増えるので、それが意外にストレスになる。
タブレット端末の方が快適だ。
ちなみに私はiPad miniで読んでいる。
片手で持ったままジムの中をウロウロ歩ける絶妙なサイズだ。
終わりに
まあ、目の前にタブレットを置いてペダルをこいでいるだけなので、別に電子書籍を読むだけでなく、イヤホンをして動画を見たって良い。
だが、動画を見ながら運動するなら、ランニングマシンでもできることだ。
書籍だと文字を一つずつ認識しないといけないが、動画だと漠然と画面を視界に入れるだけで楽しめる。
となると、上半身も動いてしまうウォーキングやジョギングを動画、上半身が固定されるエアロバイクで書籍と使い分けた方が理にかなっているだろう。
これで、ジムで使うマシンが1つ増えた。
ジムを契約している意義が増したことにも満足だ。