テレワークがスタンダードになりつつある流れに全く乗れていない私の勤め先は、未だに毎日律儀に出社している。
まあ、その点に関しては特に文句はない。
むしろ最近は早めに出社しているくらいだ。
誰かに言われてとかではない、自ら率先して少し早めに、厳密には始業の20分以上前には自席に着いている状態にしている。
なぜかって、そうした方が良いことに気づいたからだ。
人が少ない
平日の朝は人が多い。
満員電車がその象徴だ。
早い時間帯なら、混雑を避けることができる。
それは電車に限らず、もっとちょっとした部分でも感じることができる。
例えばエレベーター。
始業間近の時間帯だと、続々と人がやってきてなかなか乗れないし、乗ったら乗ったで色々な人の目的階に止まるから、余分に時間がかかる。
しかし早い時間帯なら一人でエレベーターに乗れる。
待ち時間はほぼなくボタンを押せばすぐに乗れるし、ノンストップで目的階に行けるから時間の節約になる。
それにエレベーターで会社のお偉いさんと一緒になって気を遣ったりすることもないのだ。
気持ちに余裕ができる
始業ギリギリに出社してすぐに仕事を始めた時と、余裕を持って出社した日では、仕事のスタートダッシュに差があるように感じる。
心の準備というのだろうか、来た時間とは関係なく、仕事を始めるのは同じ始業時刻からなのだが、それより前に気持ちを作れているおかげで、ナチュラルに仕事モードに入れるのだ。
まず、ギリギリに来ている時点で気持ちに余裕がなくなっている。
時間がないと焦るだろう。
時間の余裕はそのまま気持ちの余裕になるのではないだろうか。
始業時間までプライベートに使える
早く会社に着いたからといって、始業時間より前に仕事を始める必要はない。
場所が会社というだけで、その時間はプライベートなものだ。
だから家でしているようなことをしても構わないのである。
正直、スマホを見ていて家を出るのが遅くなるくらいなら、会社で始業時間までの間に見た方が効率的だと思う。
テレビや動画も、今はスマホだけあれば見れる時代だ。
家でないとできないことは少しずつ減ってきている。
固定観念にとらわれず、会社でできることは早めに会社に行ってすると決めて、家を出る時間を早めて見てはどうだろうか。
少なくとも、始業ギリギリで来ている人よりかは印象が良いはずだ。
例え始業まで何をしていたとしても。
終わりに
最近の私は会社に早めに行って読書をしている。
会社に私物の小説を置いていてもいいし、最近なら電子書籍だからスマホでも読める。
スマホでいつでも読めるのに、なぜか家だと読もうとしない小説が、なぜか会社だと読もうという気になるのだ。
家で20分の読書タイムを設けるくらいなら、会社に早めに行って、その20分を始業前に当てた方が合理的ではないだろうか。
もしも始業時間の自分に余裕がないなと思ったら、早めに出社してみることをオススメする。