ビルドンブング

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メモボトルが思ったほど画期的じゃなかった(個人的感想)

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バッグの中で水筒に奪われるスペースをできるだけ少なくしたい、という希望があって、何らかの対策を練ろうとあれこれ調べたことがある人なら「メモボトル」の存在を知っているかもしれない。
私もそうやって知った。
そして買ってみた。
正直言って、期待していた結果は得られなかった。
ただ、メモボトルのポテンシャルは高いので、具体的にどう期待外れだったのかまとめておく。
購入を検討している方の参考になれば幸いだ。
 

内側を洗いにくい

これは買う前からわかっていたことではあるのだが、やはり洗うのが多少なりとも手間になる。
内側を洗おうとすれば当然、中に水を入れるだろう。
メモボトルの口は薄さに合わせたサイズなので小さく、中に入れた水を注ぎ出すのに比較的時間がかかる
私は水しか飲まないので、メモボトルに入れる液体も水だけだ。
だから洗う時も洗剤は使わず水洗いだけで済ませるので、そこまで手間ではなかったが、それでも普通の水筒に比べると面倒なことには違いなかった。
これが洗剤で洗うとなると、洗剤が完全に落ちるまで、何度も中に水を入れては注ぎ出してを繰り返すことになるのだから、飲み口とは別に丈夫の蓋を外して洗えるような水筒に比べると、やはり洗いにくいの一言に尽きるだろう。

机の上でスペースを取る

カバンの中ではハードカバーの本くらいのサイズ感でスッキリ収まってくれるであろうメモボトル。
しかし、机の上に置くとなると話は別だ。
それこそ、ハードカバーの本に置き換えて考えてみるといい。
机の上では平置きするだろう。
立てると安定しないからだ。
メモボトルも、ただでさえ薄いのに、底面までしっかり面取りされているから、接地面積は見た目よりも小さい。

立たないわけではないものの、安定性には欠ける
机の上で行う作業によっては、その作業による少しの揺れで倒れてしまうだろう。
だから平置きになってしまうわけだが、そうすると机の上の面積をかなり奪われることになる

常にカバンに入れておいて、出すのは飲む時だけという使い方しかしないなら問題ないが、水筒は机の上に出しておく派の人には向いていないと思う。
バッグと他の内容物との相性
これが個人的に1番の問題にして、メモボトルを常用の水筒にできなかった理由である。
私がメインで使っているのは小さめのボディバッグだ。
このバッグに入れるつもりで、数あるメモボトルのサイズの中からA5を選んだわけだが、しかしバッグに入れるのはメモボトルだけではない。
メモボトルを入れることになるメイン収納には、折り畳み傘も一緒に入れる。

さて、この2つを入れてみると、どうだろう、かなり厚みが出て、外から見るとパンパンになってしまった。

厚みが増したぶん、折りたたみ傘も底ではなく中央に寄ってしまって、結果的に他のものを入れる十分なスペースがない。
これなら折り畳み傘と同じ、円筒型の普通の水筒と重ねて入れたほうがスッキリしている

結果、既に述べた洗いやすさと机の上に出した時のスペースの面から、普通の水筒の方がいいじゃないか、となるわけだ。
逆に、折り畳み傘のような円筒形のものではなく、メモボトルと同じ平べったいものを一緒に入れるなら話は変わる
iPad miniをケースに入れた状態でメモボトルと一緒に入れてみると、メモボトルの方がスッキリと収まる。
(上がメモボトル、下が普通の水筒)

 

ちなみにiPad miniを入れているケースはこちら。

www.bildon-yuma.com

 

このように、ボディバッグのような元から収納スペースに余裕がないぎりぎりな場合は、他に一緒に入れるものの組み合わせによって相性の良い水筒の形状が変わるわけだ。
そして、私の場合は普通の円筒形の水筒の方が合っていたというわけである。

終わりに

タイトルに(個人的感想)とつけたのは、あくまでも私がボディバッグに折り畳み傘と一緒に入れることを前提にしているからである。
最後に紹介したように、平べったいものと一緒に入れるならメモボトルと重ねた方がスペースの節約になるだろう。
また、そもそもボディバッグではなく、リュックやハンドバッグなど、ある程度収納スペースに余裕があって、配置を変えられるなら、メモボトルの方が有利に働くかもしれない。
それでも先に述べた洗いにくさと立てて置けないデメリットは変わらないので、割合的には結局普通の水筒の方がいいかも、となる可能性が高い。
購入を考えている場合は要注意だ。