ビルドンブング

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味噌ポットで味噌を保管する利点

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開封した味噌を保管するための容器を購入した。
名前の通り、味噌を入れる専用アイテムである。
もちろん、他のものを入れてもいいが、味噌のために作られた容器であり、味噌を保管するなら最高の容器となっている。
ただの容器なら100均にでも売っているのだが、味噌専用には味噌専用足り得る機能美というものがある。
というわけで、この味噌ポットがいかに味噌の補完のために最適化されたアイテムであるか、僭越ながらプレゼンと洒落込もう。

密閉度合いが違う

今まで私は味噌を買った時の容器のままで保管していた。
しかも冷蔵庫がないので常温だ。
1日に大さじ4杯の味噌を食べると決めていたので、1週間程度で1パック(750g)の味噌を使い切ることができるから、多少傷んでいたとしても大丈夫だろうと思っていた。
実際、食べて問題はなかったのだが、終盤になると味が落ちる。
毎回、使い切ってから新しい味噌に変わると「こんなに違ったか」と驚くほどだ。
どうせ毎日食べるなら、少しでも美味しく食べれた方が幸せだろう。
そう思って、味噌の保管環境を考えることにしたのだ。
とはいえ、それだけのために手放した冷蔵庫を買い直すつもりはなく、しっかりと密閉された容器なら常温でも味をキープできるのではないかと思ったのだ。
味噌ポットの本体はホーローで、蓋はポリプロピレン製となっている。
ホーロー(金属系)の本体に対して、少し大きめのポリプロピレン製の蓋がみっちりと隙間なくはまるので、密閉力は申し分ないと見る。
それでいて、開ける時にそれほど力を必要としない。
蓋は柔らかい素材なので、どこかの角から捲るようにして引っ張れば簡単に外せる。
蓋をするときも、上に乗せて押さえ込むようにすればすぐだ。
蓋をするときに鳴る「シュッ」という空気が追い出される音が、密閉されていことの証明のようで安心する。

750gが容器ごと入る

ただ密閉度が高い容器なら他にもあるわけだが、味噌ポットは味噌に最適化された形をしている点で差別化できる。
なんとこの味噌ポットには、この750gの味噌が容器ごと入るのだ。
前述の通り密閉度は十分なので、市販の750gの味噌の蓋を外して容器ごと入れるだけで装填完了

蓋を開ければすぐに味噌が出せる。
絶妙に容器の深さがあるので、新しい味噌を入れて蓋をしても、蓋の内側に味噌が付くようなこともない。
だから使い終わるたびに味噌ポットを洗うようなことをしなくてもいいのだ。
気になるなら交換のタイミングで軽く水拭きしてから空拭きしてやれば清潔に保てるだろう。

持ち手が便利

味噌ポットを使い初めて画期的だと感じたのが、この持ち手だ。

片手で味噌を持つことができる。
別に買ったままの容器でも片手で持つことはできたが、持ち手があるのとないのとでは安定感が違う
片手で味噌を持って、もう片方の手で味噌をすくえば、容器を置く場所がなくても味噌が使える。
もしも持ち手がなかったら、うっかり落とす可能性も高く、そのリスクを考えると手つきが慎重になって、味噌を出すのに少し時間がかかるだろう。
これは、実際に使っているとわかる。
持ち手があるのとないのとでは、味噌を扱う時の手際が全然違うのだ。
片手で味噌ポットを持って、もう片方の手で蓋を外してその蓋を置く。
蓋を手放した手で味噌マドラーを持って、必要な味噌だけを計り取る。
買ったままの容器だと、なかなか片手で容器を持ったままもう片方の手で蓋を外すという行為がスムーズにできなかったのだ。

終わりに

というわけで、キッチンの上の棚を開くと、こんな感じで味噌ポットが持ち手をこちらにむけてスタンバっている。

右手で出しながら左手で蓋を外して、蓋を置いた左手で次は味噌マドラーを持って味噌を計り取る。
マドラーを一旦マグカップに入れておいて、蓋を閉めたら味噌ポットを戻す。
この間、右手はずっと味噌ポットを持ったままだ。
最小限の動作で必要な味噌を計り取る。
味噌汁を作るための動作がスタイリッシュになった。