ビルドンブング

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座った状態から立つのに必要なエネルギーは小さいが影響は無視できない?

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今の私の自宅の作業環境がどうなっているかというと、PCでの作業用のスタンディングデスクと、紙とボールペンを使ったアナログな筆記作業用の座るデスクの2つが別々に置いてある状態だ。
どのデスクでどの作業をするかは別として、このようにスタンディグデスクとシッティングデスク(座って使うデスクのことを、スタンディングデスクとの対比としてこの記事では「シッティングデスク」と呼ぶ)を使い分けていて気づいたことがある。
スタンディングとシッティングの切り替えには、意外とエネルギーを使う。
別に大したエネルギーではないし、ただエネルギーを使うだけなら問題なかったのだが、それがどうやら作業の効率に多少の影響を与えているようだ。
 

「座り→立ち」が面倒

立っている状態から座ることにエネルギーを感じることはない。
基本的に、立っているよりも座っている方が楽だからだ。
長時間スタンディングデスクで作業していれば、疲れた座りたいとなるのは当然だからだ。
しかし逆はあまりない。
座って作業している状態から立ちたいと感じることは稀だ。
もちろん、足を伸ばして軽く動かしたいという気持ちは生じるが、わざわざ座って作業している状態から立って作業しようとまでは考えない。
立ち上がって、軽く体を動かして、しかしそのままスタンディングデスクへは向かわず、再び座って作業をする。
その方が楽だと体は知っているからだ。
しかし、体が楽だからといって作業が捗るかどうかは別問題だ。
スタンディングデスクで、立っているからこそ感じる薄いストレスが、脳を休ませず思考を続けさせる効果もある。

作業の切り替えをしたくない

何が言いたいかというと、スタンディングデスクの方が作業が捗ると理解しているのに、体が楽だからとついつい座って作業をしてしまうのだ。
座っていても立っていても同等の作業ができるのならそれで問題ない。
しかし冒頭でも述べた通り、私はスタンディング作業はPC、座っての作業は紙とペンと分けている。
座ってする作業イコール紙にペンで書いて考えを整理するか、タスクを書き出すような作業に固定されるわけだ。
もちろん、座った状態でもPCを操作することはできる。
しかし入力環境はスタンディングデスクの方が整っているわけで、シッティングデスクでのデジタル作業と比較すると非効率だ。
どちらにせよ、座ることで何らかの作業の制限が生じているわけである。
それを理解していながら、やはり体は楽な方へ楽な方へ行くので、シッティングデスクへ。
そして立ち上がるためのエネルギーを想定して、なかなかスタンディングデスクでの作業に切り替えができないのである。

プロポーションチェアは切り替えに不向き?

もしかしたら、使っている椅子にも問題があるかもしれない。
私がシッティングデスクで使っているプロポーションチェアは、座って作業するにはかなり良いものだと思っている。
自然に背筋が伸びて、背骨が綺麗なS字になるから、疲れにくいし姿勢が悪くならず、背もたれがないので体をもたれたままついウトウト眠ってしまうようなこともない。
しかし、その座った姿勢は独特なもので、足の裏ではなく足の甲が地面に向いた格好になる。
さらに膝も曲げて後ろに伸ばしているので、この状態から立ち上がるのには、普通の椅子より多く足の関節を動かさないといけない。
だからなおさら座った状態から立ち上がることに精神的負担を感じるのだと推測できる。

 

 

(出典:CH-88W プロポーションチェア|座椅子・家具の宮武製作所

わりに

さて、問題はどこにあるのか、今一つ判然としない。
単にスタンディングデスクでの作業に慣れていないだけで、慣れればそこに疲れを感じることはなくなり、座った状態の作業から立っての作業へ切り替えることへの抵抗は無くなるのか。
それとも慣れとか関係なく、今の椅子が立ち上がるのに多少の踏ん切りが必要なことに起因しているのか。
試すなら後者からだろうか。
立ち上がりやすい椅子を試して、それでスムーズに切り替えられるようになれば問題ない。
それでも変わらなければ、スタンディングデスクでの作業に体が慣れていないからだと結論づけて、慣れるまで辛抱強く我慢しながら無理矢理にでも立って作業すべきなのか。
どちらにせよ今後の作業効率に大きく関わる事項なので、いろいろと試しながら答えを探っていきたい。