iPhoneとAndroidの２台持ちなのだが、長らくAndroid端末はSIMカードなしの通信ができない状態で運用していた。
通信できないことによるメリットもあったからだ。
通信が必要な時はメイン端末のiPhoneでテザリングをすればいいし。
そんなメイン端末のiPhoneは無制限で使い放題の楽天モバイルを契約している。
しかし、そんな通信できないサブ端末のAndroidにSIMカードを入れて、通信できるようにした。
その回線に選んだのが、ロケットモバイルの神プランである。
名前通り神レベルに魅力的なロケットモバイルの神プランを紹介しよう。
298円（税抜）という破格
なんと言ってもその安さだ。
ロケットモバイルにもいくつかプランがあるのだが、その中で１番安いのが「神プラン」である。
データ通信のみの通話なしだと、その月額は税抜298円である。
ドコモ、au、 ソフトバンクと３つの回線が選べるが、298円なのはドコモとauであることに注意。
ソフトバンク回線だとデータ通信のみの神プランでも398円（税抜）になってしまう。
音声通話はできないが、この安さはかなり魅力的だ。
そもそも、こちとらサブ端末用のSIMカードを探しているので、通話はメイン端末で行うから音声通話など不要なのだ。
低速だが制限がない
では、どうしてこんなに神プランが安いのかというと、それは通信速度が遅いからだ。
回線速度は200Kbpsとなっている。
これがどれくらい遅いかというと、一般的な高速通信が可能な契約で速度制限がかかったときの通信速度がどこも大体128Kbpsだ。
速度制限時の1.5倍ほどの速さしかないわけである。
速度制限時ほどではないが、それに近い速度しか出ないから安いのだ。
その代わり、使い放題の無制限である。
いくら使っても200Kbpsより遅くなることがない。
だから高速通信と違って、通信量を気にせずにガンガン使うことができる。
ガンガンと言えるほどあれこれできる速度ではないが……
サブ端末にピッタリ
まるで通信速度の遅さがデメリットであるかのように言ってしまったが、実は私にとってはメリットなのだ。
冒頭で述べた通り、元々はデータ通信ができないことをメリットと受け取ってサブ端末を使っていた。
だからサブ端末でも高速通信ができてしまうと意味がないのだ。
例えばメイン端末のiPhoneを触れないようにしている時。
もちろん、テザリングで他の端末から高速通信をしては意味がないので、データ通信はオフにしてメインのiPhoneを禁欲ポーチに入れるわけだ。
今までは、そうすると完全に外部から遮断されていた。
しかし低速とはいえ通信できるサブ端末があれば、メールのチェックやちょっとした調べ物はできるし、サブ端末のテザリングでPCやタブレットに繋げば、そこからLINEのやり取りくらいはできる。
緊急の連絡には最低限対応できる状態でいられるわけだ。
なおかつ、YouTubeのような動画を見れるような通信速度はないので、誘惑に流されることもない。
終わりに
月の出費が300円ほど増えてしまったが、それ以上の価値はあると思っている。
何せこれで心置きなくメイン端末を触れないようにロックできるようになったのだ。
それにより今まで以上に有意義な時間の使い方をできるようになると考えれば、安いくらいである。
まさに「神プラン」という、名前に負けない最高のプランだ。
２台持ちならサブ端末に是非ともオススメである。
