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折り畳みキーボード比較【マウス不要のタッチパッドvs入力しやすいキー配置】

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2種類の折り畳みキーボードを所持している。
初めに購入したのは、キー配置やサイズが一般的で入力しやすい折り畳みキーボード。
もう1つは、タッチパッド付きでマウスがなくてもタップやスクロールができる折り畳みキーボード。
携帯用の折り畳みキーボードをは最終的にどちらか1つに絞りたいので、両方を使いながら感じた違いを整理しながら、どちらがどのような作業に適しているのかを考えてみよう。
今回比べるのは、MOBOの折り畳みモバイルキーボードと、EWiNのタッチパッド付き折り畳みキーボードだ。
それぞれの詳細は、上記の記事を参照されたい。

バッテリー持ち

連続使用時間は以下のようになっている。
  • MOBO:84時間
  • EWiN:20時間
ただ、これはあくまでも数値だけの話で、実際に使ってみると実はかなり異なる。
なぜなら、MOBOはキーボードに電源スイッチが搭載されておらず、折り畳むと自動でオフになる仕組みだからだ。
一方、EWiNの方は上部に電源スイッチが付いていて、これを切らないとキーボードを折り畳んでも電源はオフにならない
(オートスリープ機能があるので消費電力は抑えられる)

つまり、畳んでも電源を切り忘れていると、バッテリーを消費してしまうということだ。
こうなると「切り忘れ」が生じないMOBOの方が、スペック上のバッテリー容量とは別に「バッテリー持ちが良い」と言える。
スペック上の連続使用時間だけでもMOBOの方が圧倒的なのだが。

有線接続を使うかどうか

接続可能台数はどちらも同じ3台なのだが、その接続方式がそれぞれ異なる。
  • MOBO:Bluetooth2台+有線1台
  • EWiN:Bluetooth3台
有線接続をするかどうかがポイントだ。
個人的には、有線接続はペアリングせずにどんな機器ともサクッと繋げるので、必要だと思っている。

持ち歩きやすいモバイルキーボードだからこそ、有線接続の活躍の場は広くないだろうか。
例えば実家に帰った際、母親のスマホでちょっとした入力作業をしなければいけなくなった時には重宝した。
会員登録作業なのだが、ただでさえ慣れていない母親のプロフィール情報をフリック入力で行うのは辛かったが、このキーボードをtype-Cで繋げばすぐに使えるので助かった。
だが、そんなイレギュラーは想定しない、持ち歩く機器が3種類あるから3台ともBluetoothで良い、というならEWINの方が良いということもなる。

キー配置とサイズ

EWiNのキーボード個別記事で述べているが、このキーボード、キー配置に少し難がある。
右側にシフトキーがないのが特に致命的なのだ。

 
一方、MOBOの方はごく一般的なキー配置で癖がない
普段使っているMacBookやMagic Keyboardとかなり近い感覚でタイプすることができる。

 
ただ、ファンクションキーがないEWINの方が、畳んだ時の幅が小さく、細長い形をしている

長さはタッチパッドがついているので仕方ないが、この少しの幅の小ささが有効に働く場面もあるだろう。

終わりに

総合的にMOBOが優っている。
EWiNの有利はやはりタッチパッドに尽きるだろう。
ただ、そのタッチパッドも普段使っているMagic Trackpadに比べるとかなり劣るので、マウスが必要だがどうしても持ち歩きたくない、荷物を減らしたいという人が仕方なく使うようなレベルだ。
だから、もしも入力作業がメインならMOBOをオススメする。
入力はそこまで多くなく、マウスでの操作も多々あるというのであれば、荷物を減らす目的でEWiNのタッチパッド付きキーボードが優位に働くこともあるだろう。
それぞれの特徴を理解して、自分の用途に適した方を選べば良い。
私の場合は文字入力が大半を占めるので、MOBOの折り畳みキーボードを残そうと思う。